この記事は、社会保険労務士・FPであり、元ハローワーク職員の私が監修しています。
- 失業保険をもらいたいけど前回もらったから2回目はないのかな?
- そもそも失業保険をもらう回数に上限はあるのかな?
- 自己都合退職や会社都合退職によって変わるの?
- 一度もらったら次は何年後になるのか?
- 年金が減ってしまう?同時に受け取れる?
「一度もらったら次はないのかな、、、」と不安になる方は多いです。
失業保険(正式名称は雇用保険の基本手当)とは再就職を目的としたもので、利用すれば毎月一定の額が支給されます。給付回数が定められているため、受給できる回数にも上限があるのではないかと思う方もいるでしょう。
先に結論
結論から申し上げると、失業保険をもう一度もらうことはできます。
- 失業保険は受給回数の上限なし。ただし、2回目以降は受給資格(被保険者期間など)を再度取り直す必要があります。
- 2回目の受給資格の目安は、次の離職日の前に会社都合・特定理由なら1年間で6ヶ月以上、自己都合なら2年間で12ヶ月以上、雇用保険に加入して働くこと。
- 「リセット」=雇用保険が消えるではありません。失業保険を受給すると、前回の離職前の被保険者期間が次回の受給時の算定に使えなくなるという意味です。
- 将来もらえる年金が状況次第で少なくなる可能性もあり、さらに60〜64歳などで年金(特別支給の老齢厚生年金等)を受給中の人は、失業保険の手続きをすると年金が支給停止になるため、「どっちが得か」の比較しましょう。
上記の具体的な内容は後ほど解説しますが、もう一度失業保険の受給をするには、次の職場の退職理由(自己都合か会社都合)によってを受け取れる条件・タイミングが変わります。
- 一般の自己都合退職(正当な理由なし)の場合
-
新しい職場で12ヶ月以上雇用保険に加入すれば失業保険を次もらうための受給資格が得られます。
- 会社都合退職(特定受給資格者)・正当な理由のある自己都合(特定理由離職者)の場合
-
新しい職場で6ヶ月以上雇用保険に加入すれば失業保険を次もらうための受給資格が得られます。
つまり、次に失業保険をもらうには、再就職し、上記に記載のある一定期間働いて雇用保険料を払うことが必要になります。
さらに詳しく、再度もらうために必要な自己都合退職、会社都合退職別での違い、併せて失業保険でよくある質問についても答えています。
この記事では失業保険を受給できる回数や、雇用保険への加入期間など失業保険の詳細についてわかりやすくかみ砕いて解説します。
失業保険(基本手当)は、受給条件さえ満たせば何度でも受給可能ですが、毎回受給後は新たに一定期間の雇用保険加入が必要となります。特に、「もらったら二度と受け取れないのでは?」という不安は多く寄せられますが、それは誤解です。
本記事では、再受給のための要件(自己都合と会社都合の違いなど)を解説しています。会社都合退職(特定受給資格者)と特定理由離職者(正当な理由のある自己都合退職者)は離職前1年間に6カ月、自己都合退職者は離職前2年間に12カ月の被保険者期間が必要になります。必要な期間を間違えると離職しても何も貰えない状態になることもあるので注意しましょう。
※待機期間(たいききかん)は正確には「待期期間」のためこちらの記事では、「待期期間」と表記しております。
※岡佳伸様の監修について:監修は本記事の内容に限られます。リンク先のサービスについては一切関与しておらず、利用を勧奨するものではありません。



そもそも失業保険とは再就職を支援するお金

そもそも、失業保険とは再就職を支援するお金のことです。就職できる意思と能力があるにも関わらず、職に就いていない状態の人を対象としています。
ほかにも条件はありますが、失業保険は再就職を目的としているため、怪我や妊娠などで就職できない方は対象外となっています。条件はあるものの、失業保険を活用すれば失業状態でも就職活動に専念できます。
【会社都合・自己都合退職別】失業保険は一度もらうと次は何年後?次回の受給は加入期間のリセットに注意

ここでは、会社都合・自己都合退職で失業保険を一度もらうと、次にもらうのは何年後なのかを紹介します。
これから失業保険を使う方は、後悔しないように以下の内容を押さえておきましょう。
会社都合退職、自己都合退職で失業保険を一度もらうと次はいつもらえる?
会社都合退職、自己都合退職で失業保険を一度もらうと、次にもらえるのは最低でも半年後です。これは、失業保険を受けると雇用保険の加入期間がリセットされるためです。
失業保険を次にもらうには、再度受給資格の条件を満たす必要があります。
例として、一度失業保険を利用したとしましょう。次の会社を会社都合で退職した場合でも、雇用保険に6ヶ月加入していれば失業保険を受けられます。また、自己都合退職で退職した場合は1年以上加入する必要があります。
ヤマシタヒロキ受給回数に上限はないのですが、次も失業保険を受給するには失業保険の受給資格を再度得る必要があります。
次の項目で自己都合退職、会社都合退職での受給資格を得る条件を解説しています!
失業保険の受給資格を次も得るにはどうすればよい?

再度失業保険を受けるには、新しい職場で失業保険の受給要件を満たして退職している必要があります。
具体的な受給条件は以下の2つです。
失業保険の受給資格の取得条件
- 働く意思・能力があること
- 雇用保険に一定期間以上加入していること
失業保険を受けたい方は、まずはここで紹介する受給資格を満たしているか確認しましょう。
働く意思・能力があること
失業保険を受けるには、働く意思と能力があることが前提です。就職活動を行っていて、かつすぐに職に就ける状態である必要があります。したがって、しばらく休みをしたい方や、怪我や妊娠で働けない状態にある方は対象外です。
あくまで再就職を支援するための制度です。ただし、怪我や妊娠などが理由で受給できない場合は、延長申請をすると後から失業保険を受給できます。
雇用保険に一定期間以上加入していること
失業保険を受けるには、雇用保険に一定期間以上加入している必要があります。ただし、雇用保険への加入期間は自己都合退職と会社都合退職の2つで異なります。
具体的な期間は、以下のとおりです。
失業保険の受給を得るために必要な雇用保険の加入期間
- 自己都合退職の場合
- 会社都合退職の場合
それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
自己都合退職の場合
自己都合退職の場合は、退職日以前2年間に雇用保険の加入期間が12ヵ月以上ある必要があります。自己都合退職は、以下の理由で退職した方が該当します。
- 違う業界へのチャレンジのために退職
- 一身上の都合により退職
その名の通り、自己都合による退職です。正当な理由がなく退職した場合は自己都合退職に該当するため次に失業保険の受給をするには1年以上の期間が必要です。
会社都合退職の場合
会社都合退職の場合は、退職日以前1年間に雇用保険の加入期間が6ヵ月以上ある必要があります。
会社都合退職は、以下の理由で退職した方が該当します。
- 会社の業績悪化によるリストラ
- 会社命令による転勤がされたが通勤が困難
- 採用時に聞いていた業務と大きく異なる
上記のように、自分の都合ではないものに関しては会社都合退職になります。ただし、会社都合退職の場合以外でも「正当な理由のある自己都合退職者=特定理由離職者」の場合は退職日以前1年間に雇用保険の加入期間が6ヵ月以上ある場合でも失業保険(雇用保険の基本手当)が受給できます。
特定理由離職者には以下の理由で退職した方が該当します。
- 妊娠、出産、育児、介護による離職
- 病気やけが等による離職
- 片道2時間以上かかる事業所への転勤を命じられたため離職など
他にも特定理由離職者に該当する条件があります。詳しく気になる方は、特定理由離職者になるにはどうすればいい?を確認してください。
失業保険の給付条件を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

また、失業保険を1年未満でももらえる方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

失業保険は何回ももらえる?

先述した通り、失業保険は受給条件を満たしていれば、もらえる回数に上限はありません。ただし、失業保険を受けると雇用保険の加入期間がリセットされます。
雇用保険の加入期間が足りなければ、失業保険を受けることはできません。失業保険を受ける回数に上限はないものの、受給条件は満たす必要があるため注意してください。
自己都合退職・会社都合退職に関わらず失業保険の受給に回数上限はない
先述した通り、失業保険の受給に回数上限はありません。これは、自己都合退職・会社都合退職のどちらも共通しています。自己都合退職とは、キャリアアップによる転職など正当な理由のない自己都合退職を指します。
一方の会社都合退職とは、会社の業績によるリストラや転勤による退職などです。自己都合退職と会社都合退職では、失業保険を受けるまでの期間に違いはあるものの、受給の回数に上限はありません。
何回ももらう注意事項
失業保険の受給を自己都合で繰り返すと給付制限が長くなるケースがあります。
正当な理由のない自己都合退職は原則1ヶ月の給付制限がありますが、過去5年で2回以上受給していると、3回目以降は給付制度が3ヶ月になります。繰り返し受給は可能でも、受給の開始時期は遅くなるということです。
他にも65歳未満の老齢年金と基本手当は原則同時受給できません。年齢と申請タイミングによっても扱いが変わります。
また、失業保険の受給機関である退職後は厚生年金へ加入はできないため、将来の年金額が伸びにくくなります。
1~3年おきに失業保険の受給を繰り返すことを検討している方は、制度の細かなルール、何度ももらう注意点まで理解しておく必要があります。以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

失業保険を何回申請したことありますか?
失業保険(基本手当)を申請した回数は、人によって意外と差があります。「初めて」という方もいれば、「転職や退職が重なって複数回」という方もいます。
よければ、あなたの経験に近い回数を選んで投票してください。集計結果は、今後の記事で「何回目の申請でつまずきやすいか」「注意点はどこか」を解説する際の参考データとして活用します。
失業保険をもらうデメリット

失業保険をもらうメリットは、以下のとおりです。
失業保険をもらうデメリット
- 雇用保険がリセットされる
- 就職活動に気持ちが入らない
- 確定申告が必要になる
雇用保険がリセットされる
失業保険の申請をすると、雇用保険の加入期間はリセットされます。再び失業保険をもらうには、新しい職場で通算12ヶ月以上(特定理由離職者などは6ヶ月以上)の加入が必要です。
例えば、20年以上雇用保険への加入していて、一度も失業保険をもらっていなかった場合、自己都合退職であれば失業保険の給付日数は150日もらえます。
| 年齢区分 | 1年未満 | 1年以上~10年未満 | 10年以上~20年未満 | 20年以上 |
|---|---|---|---|---|
| すべての年齢 | 受給不可 | 90日 | 120日 | 150日 |
そこで一度失業保険の申請をして受給する(150日の給付を受ける申請をする)と20年加入をしていたことが0年という状態になります。そのため失業保険受給後の転職先で1年以上雇用保険への加入した場合は失業保険の受給要件を満たすことができます。
1年加入後に転職先を退職して失業保険の申請をする場合、自己都合退職であれば失業保険の給付日数は1年以上~10年未満なので90日分となります。
ヤマシタヒロキ雇用保険の加入期間がリセットされると次の給付を受ける際に給付日数が少なくなり、求職活動を急いで行う必要が出てしまう可能性があります。
就職活動に気持ちが入らない
失業保険を利用すれば毎月決まった額を確保できるため、求職活動に気持ちが入らない恐れもあります。仕事をしないでももらえるお金があると、仕事をするくらいならこのままがいいと思う方も多く、なかなか気持ちが切り替えられないでしょう。
また、長期間の離職や、ハローワークへの通所を繰り返すうちに、就職活動への意欲が下がる人も少なくありません。失業保険はあくまで「再就職までの支援金」であり、給付を受け取ることが目的ではありません。
気持ちが落ち込んだときは、職業相談やキャリアカウンセリングを活用し、就職活動の方向性を整理しましょう。資格取得支援や職業訓練を利用して、次の仕事に向けたステップを踏むのもおすすめです。
「ゼロワンキャリア」では、数多くの転職実績を持つプロが一人ひとりに最適な求人選定や面接指導などキャリア形成をトータルサポートしています。
自分がどんな仕事に向いているのか?MBTIを用いた正確な適職診断ができます。
また、無料で相談できるので、今後のキャリアに少しでも不安がある方は問い合わせてみるのがおすすめです。
たったの30秒!
\自分に合った仕事がすぐわかる/
⇒無料適職診断はこちら
確定申告が必要になる
離職後に12月31日までに新しい職場へ入社していない場合、アルバイトや個人事業、副業で収入を得た場合は、確定申告が必要になります。失業保険自体は非課税ですが、就労による収入は課税対象となります。
年の途中で退職し、年内に再就職していない人は年末調整が行われません。年末調整をしていない人は確定申告を行う必要があります。申告書の作成自体は基本的には、難しくはないのですが手間ではあります。
年末調整を行っていない人以外にも確定申告が必要なケースは、年間20万円を超える副収入がある場合や、開業届を提出している場合は、必ず翌年の確定申告で申告が必要です。社会保険料控除や経費の計上を行えば、税負担を軽減できる可能性もあります。
給与収入しかなく、年末調整を行いたくない場合は12月31日に退職をするのが良いです。詳しくは下記の記事を参考にしてください。

失業保険をもらわないデメリット

失業保険をもらわないデメリットは、以下のとおりです。
失業保険をもらわないデメリット
- 失業中の生活費の確保が貯金からになる
- 焦って就職活動をする可能性がある
- 60歳以降の場合は年金が受給されることがある
失業保険がない場合は、自分の貯蓄から生活費の確保をする必要があります。したがって、経済的に余裕がない人にとっては生活が苦しくなるでしょう。焦って就職活動をし、希望とは違う仕事に就いてしまい、短期離職を繰り返す恐れもあります。
また、60歳以降の失業保険に関しては、受け取れる年金が一時停止されたり、減額されたりする場合があります。これらを踏まえたうえで、失業保険を検討しましょう。
「転職×退職のサポート窓口」では、経験豊富なスタッフが退職後に給付金を受け取るサポートを行います。
評判も良く、利用者数1万人越えのサービスなので信頼性も高いです。
もちろん相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみるとよいでしょう。
\退職後に最大300万円も給付金が貰える/
まずは、受給資格と給付額を確認!
⇒LINEで無料相談/無料診断はこちら
失業保険はもらったほうがいい?

失業保険は失業中の大きな収入源であるものの、雇用保険の加入期間によっては受け取らないほうがお得な可能性もあります。
そもそも、失業保険をもらうと雇用保険の期間がリセットされるため、次の就職先を退職したときには受給できる額が少なくなってしまいます。そのため、今回の退職で失業保険を受給しなければ、次回の退職時にもらえる失業保険はより多くなる可能性があるということです。
損をしないためには、次の就職先の予定や自分の年齢、キャリアプランを考慮して考える必要があります。
求職や転職にお困りの方は「ゼロワンキャリア」に相談するのがおすすめです。
こんなお悩みありませんか?
- 退職後に再就職先が見つかるか不安
- 自分にはどんな仕事があっているかわからない
- 人生全体のキャリアプランを誰かに相談したい
「ゼロワンキャリア」では、数多くの転職実績を持つプロが一人ひとりに最適な求人選定や面接指導などキャリア形成をトータルサポートしています。
自分がどんな仕事に向いているのか?MBTIを用いた正確な適職診断ができます。
また、無料で相談できるので、今後のキャリアに少しでも不安がある方は問い合わせてみるのがおすすめです。
たったの30秒!
\自分に合った仕事がすぐわかる/
⇒無料適職診断はこちら
失業保険をもらうための手続き
失業保険を受給する際に必要な手続きについて解説します。初めて失業保険を申請する方でも、失業保険の受給が2回目以降の方でも手続きは変わりはありません。
失業保険をもらうための手続きは以下のとおりです。
- 退職した会社から「雇用保険被保険者離職票」を発行してもらう
- ハローワークに必要書類を提出する
- 「雇用保険受給者初回説明会」に参加する
- 4週間に一度の認定日にハローワークで「失業認定」を受ける
- 失業理由に応じた時期から基本手当が支給される
また、ハローワークで失業認定を受けるためには、以下の書類を提出します。
- 雇用保険被保険者離職票
- マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票
- 運転免許証、被保険者証など
- 写真(縦3.0cm×横2.4cm)2枚(ただし、マイナンバーカードを活用する時は不要にすることも出来ます)
- 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード(公金口座登録している場合は不要です)
参考:公金受取口座の取扱いの開始について
なお、書類を提出するハローワークは、住所地を管轄している場所で行わなければならないため、事前の確認が必要です。
また失業保険を受け取るには、指定された日時に開催される「雇用保険受給者初回説明会」への参加が必須です。説明会後は、指定日(認定日)にハローワークへ行き「失業認定」を受けます。
その後、失業理由に応じた給付制限期間(自己都合退職なら受給資格決定日から7日間の待期期間経過後の原則給付制限期間1ヶ月経過後、会社都合退職なら受給資格決定日から7日間の待期期間経過後)から失業保険(基本手当)が支給されます。
⇒失業保険の計算シミュレーション【2025年最新版】はこちら
失業保険を受け取るときの注意点

失業保険は失業中の重要な資金となりますが、受け取るときには以下の注意点を抑えておきましょう。
失業保険を受け取るときの注意点
- 自己都合退職で失業保険を受け取るには7日間+1ヵ月後の期間を要する
- 失業保険の時効は1年間
- 一度失業保険を貰うと雇用保険の加入期間がリセットされる
- 受給期間中にアルバイト・パートをする場合は制限が発生する
ここでは、それぞれの注意点を解説します。
自己都合退職で失業保険を受け取るには7日間+1ヵ月後の期間を要する
自己都合退職で失業保険を受け取る場合、7日間+1ヵ月後の期間を要します。7日間は待期期間となっており、1ヵ月間は給付制限期間です。つまり、退職してから失業保険を受けるまでに約2ヵ月間かかるため、生活費は貯金などから賄う必要があります。
そのため、できるだけ資金を確保してから退職するのがおすすめです。ただし、会社都合退職に関しては7日間の待期期間の後に支給と、自己都合退職よりも早くなっています。
失業保険の受給期間は1年間
失業保険の申請は原則、離職した日の翌日から1年以内に手続きをする必要があります。また、離職日から原則1年間が受給期間のため、手続きが遅くなると貰える期間が少なくなるため注意が必要です。
失業保険は怪我や妊娠している人など、就業できない状態にある人は対象外となっています。しかし、失業保険の延長申請をすれば、遡って後から受け取ることが可能です。
一度失業保険を貰うと雇用保険への加入がまた必要になる
一度失業保険を貰うと、雇用期間の加入がまた必要になります。そもそも、失業保険を受けるためには、離職の日以前の2年間に通算して12ヵ月以上雇用保険に加入している必要があります。会社都合で離職した人に関しては、離職した日以前1年間に通算して6ヵ月以上必要です。
会社都合退職、自己都合退職に関わらず、一度失業保険をもらうと雇用保険の加入期間がリセットされるため、2回目受け取るときは雇用保険のカウントが1からになります。
失業保険を使うときは、雇用保険の加入期間がリセットされることも踏まえて、制度の利用を考えましょう。
受給期間中にアルバイト・パートをする場合は制限が発生する
受給期間中にアルバイト・パートをする場合は制限が発生します。そもそも、失業保険を受けられるのは就業できる能力・意思があるにも関わらず、仕事に就けない状態のことです。しかしアルバイト・パートをしている場合は、就職したとみなされて給付が受け取れなくなります。
ただし、以下の条件を満たせば受給期間中でもアルバイト・パートが可能です。
- 週20時間以内
- 31日以上雇用される見込みがない
上記の条件を破ってしまうと、就業していると判断されて失業保険を受けられなくなるため注意してください。

失業保険でよくある質問
ここでは、失業保険でよくある質問を5つ紹介します。
↑気になる項目をタップで該当箇所にスクロールします。
それぞれの質問に詳しく回答するため、ぜひ最後までご覧ください。
失業保険をもらった後に働かないのは問題ない?
失業保険をもらった後に働かないのは、問題ありません。働かなくとも、失業保険を満額受け取ることができます。また、失業保険をもらった後に働かなくても大丈夫です。
失業保険を一度もらうと年金はどうなる?
失業保険(基本手当)を一度でももらうと、その月の特別支給の老齢厚生年金は原則全額支給されません。特別支給の老齢厚生年金を受給する予定のある方は、このことを押さえて失業保険を受けるかどうか検討しましょう。
障害年金や遺族年金と失業保険は調整されません。
再就職が決まった場合の失業保険の手続きのやり方は?
再就職が決まったら、すみやかにハローワークに報告し、失業保険の支給停止手続きを行いましょう。
再就職が決まっても失業保険を受け取った場合は、不正受給とみなされ、支給された金額の返還を求められるだけでなく、場合によっては罰則が科される場合もあります
なお、失業保険の支給残日数が3分の1以上あり、かつ再就職後の雇用が1年を超えて継続することが見込まれる場合には、再就職手当を受け取れる可能性があります。
再就職手当について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

失業保険を一度もらうと育児休業給付(育休手当)はどうなる?
失業保険を受け取った際は、育児休業給付(育休手当)の受給に影響があるため注意が必要です。
失業保険と育児休業給付(育休手当)は、失業保険が離職者に対する手当、育児休業給付(育休手当)は在職者に対する手当のため、両方を一度に受け取ることはできません。
また、失業保険の受給後に育休手当を受け取るためには、再就職後に育児休業給付(育休手当)を取得するために必要な条件を満たす必要があります。
障害がある場合でも失業保険を受け取れるのか?
障害者の場合、「就職困難者」に分類されるため、失業保険の受給条件は以下のように異なります。
- 退職前の2年間で加入していた期間が通算して12ヵ月以上あること
- 退職前1年間で雇用保険に6ヵ月以上の加入していること(特定受給資格者や特定理由離職者の場合)
また、雇用保険の被保険者期間が1年未満の場合は、離職時の年齢に関わらず「150日」失業保険を受け取れます。
ただし、被保険者期間が1年以上の場合は離職時の年齢により、失業保険の給付期間は以下のように異なります。
- 45歳未満:300日
- 45歳以上65歳未満:360日
なお、障害者の場合も再就職後に失業保険の条件を満たすと再受給できます。。
| 退職時のおすすめサービス | おすすめな理由 |
|---|---|
| 転職×退職のサポート窓口≫ | ・失業保険を最大300万円以上受給できる可能性がある! ・失業保険を最短1ヶ月で受け取れる! |
| ゼロワンキャリア≫ | ・数多くの転職実績を持つプロが一人ひとりに最適な求人選定や面接指導などキャリア形成をトータルサポート ・無料で適職診断が可能 ・求人数が5000社以上 |
失業保険を早くもらいたい方は「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめ!

失業保険は一度もらったとしても、2回目も受け取れます。ただし、失業保険は一度受け取ると雇用保険への加入期間がリセットされるため、2回目も失業保険を受け取るときは、離職の日以前の2年間に通算して12ヵ月以上加入している必要があります。
会社都合による退職の場合は6ヵ月の加入期間が必要です。いずれにしても、失業保険の受給回数に上限はないものの、条件である雇用保険の加入期間はリセットされるため注意してください。
「ゼロワンキャリア」では、数多くの転職実績を持つプロが一人ひとりに最適な求人選定や面接指導などキャリア形成をトータルサポートしています。
自分がどんな仕事に向いているのか?MBTIを用いた正確な適職診断ができます。
また、無料で相談できるので、今後のキャリアに少しでも不安がある方は問い合わせてみるのがおすすめです。
たったの30秒!
\自分に合った仕事がすぐわかる/
⇒無料適職診断はこちら
退職後の生活にお困りの方は「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。
こんなお悩みありませんか?
- 退職後に再就職先が見つかるか不安
- 退職後の生活費が不安
- 人生全体のキャリアプランを誰かに相談したい






