この記事は、元ハローワーク職員の私が監修しています!
皆さんにより良い情報をお届けいたします。
- 失業保険を申請したけれどいつ振り込まれるのか分からない人
- 失業保険が振り込まれるまでの期間を知りたい人
このようにお悩みではありませんか?
失業保険が振り込まれるまでの期間は、自己都合退職と会社都合退職で異なります。
具体的には、会社都合退職であれば7日間の待機期間の後、約1ヵ月後に支給されますが、自己都合退職の場合は待機期間に加えて2ヵ月間の期間がかかります。失業中は収入源がないため、早めに初回支給日を知りたいものです。
そこで本記事では、失業保険の初回支給日を詳しく紹介します。
今すぐ退職後の手当を詳しく知りたい方は、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。
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そもそも失業保険とは?
そもそも失業保険について知らない方も多いのではないでしょうか。ここでは、以下の2つの項目に分けて失業保険を詳しく紹介します。
失業保険とは
- 失業保険とは失業者の生活をサポートして再就職を支援するもの
- 失業保険の計算方法
失業中の方はもちろん、現在働いている方も必見です。
失業保険とは失業者の生活をサポートして再就職を支援するもの
失業保険(手当)とは、失業者の生活をサポートして再就職を支援するものです。失業保険を受けるためには、以下の条件があります。
業保険を受けるための条件
- 仕事に就く能力と意思がある
- 雇用保険の加入期間が過去2年間で通算12ヵ月以上(会社都合退職の場合は1年間で通算6ヵ月以上)
上記を満たしていれば、失業保険の申請ができます。妊娠中や怪我などによって働けない方は、仕事に就く能力がないとされて失業保険の対象外となるため注意してください。
とはいっても、後から受給手続きができます。
受給手続きの延長については、以下の記事で詳しく解説しています。
失業保険の計算方法
失業保険の計算方法は、以下の通りです。
失業保険の計算方法
- 支給総額=基本手当日額(賃金日額×給付率)×給付日数
計算が少々複雑であるため、以下の記事を参考にすることをおすすめします。
失業保険の初回支給日は?いつ振り込まれる?
失業保険の初回支給日を、以下の3つの項目に分けて紹介します。
失業保険の初回支給日
- 認定日からだと2日~3日以内に失業保険が振り込まれる
- 祝日の場合は振込日がずれる
- 失業保険の振込がされる時間は午前中から夕方の間
それぞれの項目を詳しく解説します。
認定日からだと2日~3日以内に失業保険が振り込まれる
失業手当は、認定日から2日~3日以内に振り込まれます。ハローワークが発行する「雇用保険の失業等給付受給資格者のしおり」には失業認定日から1週間程度だと記載されていますが、実際は2〜3日営業日で振り込まれるケースが多いです。
ただし、ハローワーク側の手続きに時間がかかっていたり、不備があったりするとさらに時間がかかる可能性があります。とはいっても、1週間を過ぎても振り込まれない場合は管轄のハローワークに問い合わせましょう。
ゆうちょ銀行を登録すると、ほかの銀行よりも遅くなってしまうことがあるので、できればゆうちょ銀行以外を登録した方が良いです!
祝日の場合は振込日がずれる
土日・祝日は金融機関が営業していないため、祝日の場合は振込日がずれます。例として、金曜日に振込がされると月曜日の朝に反映されることがあります。
長期連休ともなればさらに長引くため、注意してください。
失業保険の振込がされる時間は午前中から夕方の間
失業保険の振込がされる時間は、午前中から夕方の間です。しかし、夕方に振込された場合は翌営業日の9時〜15時頃に反映されます。
金融機関によっても反映時間が異なるため、詳細は使用している金融機関のホームページを確認しましょう。
毎月の失業保険の振込日は28日ごとに行われる
失業保険の振込は、28日ごとに行われます。ただし、初回の認定日に限り、基本は受給資格決定日から起算して28日後です。会社都合の場合は待機期間7日+21日の支払となります。
認定日後に失業保険は振り込まれるため、認定日には必ずハローワークへ行くようにしてください。
認定日に行かなかった場合は、不認定となり、失業保険の給付が先送りになります。
先送りになるのでもらえなくなることはありませんが、その月の失業保険の支給はありません。
失業保険が振り込まれるまでの期間は会社都合退職・自己都合退職で異なる
そもそも、失業保険が振り込まれるまでの期間は会社都合退職と自己都合退職で異なります。
ここでは、会社都合退職と自己都合退職の2つに分けて、失業保険が振り込まれる期間を紹介します。
会社都合退職の場合は振込まで最短で約1ヵ月
会社都合退職の場合は、振込まで最短でも約1ヵ月です。会社都合退職は自己都合退職よりも、1ヵ月早く失業保険を受け取ることができます。
とはいっても、初回の振込額は少なくなるため、人によっては貯金などから生活費を賄う必要があるでしょう。
会社都合退職とは会社の業績や転勤が理由で退職すること
会社都合退職とは、以下の退職理由が該当します。
会社都合退職とは
- 会社の倒産
- 業績悪化によるリストラ
- 不当な給与カット・給与未払
- 希望退職制度による退職
ただし自己都合退職であっても、いじめやパワハラ、残業が時間が改善されない場合は会社都合退職にできます。
自己都合退職の場合は振込まで最短でも約2ヵ月以上
自己都合退職の場合は、振込まで最短でも約2ヵ月以上かかります。これは、7日間の待機期間に加えて2ヵ月間の給付制限が設けられているためです。
7日間の待機期間はアルバイト・パートができないため、注意してください。
※厳密にいうとアルバイトなどができないわけではありませんが、働いてしまうと待機期間が長引いてしまいますので、この1週間は就労はしないようにした方がよいです。
また、給付制限中に働くことはでき、1週間の所定労働時間や収入上限は特にありません。
失業保険をもらいながらアルバイトをする場合は、以下の記事を参考にしてください。
自己都合退職とは結婚やキャリアアップなどが理由で退職すること
自己都合退職とは、以下の退職理由が該当します。
自己都合退職とは
- 結婚や育児などによる退職
- 自分の怪我や家族の介護
- キャリアアップのための転職
- 会社の仕事の不満解消
基本的に自己都合退職は、その名の通り自分の都合で転職する場合が該当します。また、懲戒処分での退職も自己都合退職になります。
失業保険を自己都合でもすぐもらう方法はこちら
職業訓練の場合は振込日は毎月15日~20日
職業訓練を受ける場合の振込日は、毎月15日~20日です。職業訓練とは、給付を受けながら資格を取得できる制度のことです。転職をしたいもののスキルがない方は、職業訓練で資格取得ができます。
また、職業訓練の算出方法は以下の通りです。
職業訓練の算出方法
基本手当日額+受講手当500円(上限20,000円)×出席日数分+交通費
転職スキルがない方は、職業訓練を活用していきましょう。
失業保険のもらい方とは?退職から手当を受け取るまでの流れ
退職から手当を受け取るまでの流れは、以下のとおりです。
退職から手当を受け取るまでの流れ
- ハローワークで求職の申し込み
- ハローワークでの面談
- 雇用保険受給説明会への参加
- 失業認定日にハローワークでの手続き
基本的には、ハローワークで手続きを行います。失業保険のもらい方や計算方法は以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。
失業保険が振り込まれない原因
失業保険が振り込まれない原因には、以下の2つが挙げられます。
失業保険が振り込まれない原因
- 振込指定の銀行口座が間違っている
- 失業認定が不認定になっている
失業保険が振り込まれないと困っている方は、これから紹介する内容を参考にしてください。
振込指定の銀行口座が間違っている
失業認定日から1週間経過しても振込がされない場合、指定した振込指定の銀行口座が間違っている可能性があります。
口座情報が間違っている可能性があるときは、管轄のハローワークに問い合わせてみてください。
失業認定が不認定になっている
振り込まれない原因のもう1つが、失業認定が不認定になっていることが挙げられます。失業認定は求職申込日から4週間後に1回目、そして2回目以降は4週間に1回行われます。
この間に求職活動の回数が必要な回数を下回っていたり、認定日にハローワークに行かなかったりすると、不認定となるため注意してください。失業認定で必要な求職活動のコツについては、以下の記事で詳しく解説しています。
失業保険に関するよくある質問
ここでは、失業保険に関するよくある質問を2つ紹介します。
失業保険に関するよくある質問
- 失業保険の初回が少ないのはなぜ?
- 失業保険は自己都合退職でもすぐもらえる?
それぞれの質問に詳しく回答するため、ぜひ最後までご覧ください。
失業保険の初回が少ないのはなぜ?
失業保険の初回振込額が少ない理由は、7日間の待機期間が設けられているためです。失業手当は待機期間終了後の翌日から支給されるもので、待機期間中はカウントされません。
また失業保険は、28日周期で支給されるため、初回の支給は21日分となります。そのため、初回の支給額が少なくなります。
失業保険は自己都合退職でもすぐもらえる?
結論から述べると、自己都合退職であれば7日間の待機期間に加えて2ヵ月の給付制限が設けられているため、すぐにもらうことはできません。会社都合退職の場合であっても、最短で約1ヵ月です。
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まとめ
本記事では、失業保険の支給日について紹介しました。失業保険は認定日から1週間程度に振り込まれますが、実際は2日〜3日内に振り込まれるケースが多いです。
また、振込時間によっては当日ではなく翌日に振り込まれるケースもあります。認定日から1週間を過ぎても振込がされない場合は、書類に不備がある可能性があるため、管轄のハローワークに確認をしましょう。
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