元ハロワ職員<br>阿部この記事は、元ハローワーク職員の私が監修しています。
「初回の失業保険が思ったより少ない」「何日分入ったのか分からない」という疑問が多いテーマなので、制度の流れに沿って解説します。
- 初めての失業保険が振り込まれたけれど思ったよりも額が少ない
- 失業保険の初回の振込額が少ないのはどうして?
- 失業保険の初回は何日分なのか知りたい
- 自己都合退職と会社都合退職で、初回の金額や振込時期がどう違うのか確認したい
このようにお悩みではありませんか?
退職をした方にとって、欠かせないのが失業保険ではないでしょうか。失業保険を利用することで毎月一定額の資金を確保できますが、一方で初回の額が少ないと悩む方も少なくありません。
失業保険の初回の振り込みが少ないのには、理由があります。
元ハロワ職員<br>阿部そこで、本記事では失業保険の初回の振込額が少ない理由や、初回の支給対象日数・振込スケジュールを画像で解説します。
- 失業保険の初回振込が少ない2つの理由
- 【退職理由別】失業保険の初回の支給日数・振込スケジュール
画像でわかりやすく解説 - 初回の支給日確認ツール
- 月給別:失業保険の支給額シュミレーション
- 失業保険受給の生活費の不安がある場合の3つの対処法
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また、求職や転職にお困りの方は、「ゼロワンキャリア」で相談する選択肢もあります。転職の相談だけでなく、失業保険を含む退職後の制度についても相談できるため、転職活動に集中できます。
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失業保険の初回振込が少ない2つの理由

そもそも失業保険の初回振込額が少ないのには、以下の2つの理由があります。
- 7日間の待機期間があるため
- 給付制限があるため(自己都合退職の場合)
ハローワーク側のミスではありません。ここでは、それぞれの理由を詳しく解説します。
7日間の待機期間があるため
初回の支給額が少ない最大の理由として、7日間の待期期間があることが挙げられます。そもそも、失業保険を受けるときには退職方法に関係なく、必ず待期期間が設けられています。
受給資格が決定してから7日間の待期期間が設けられており、こちらが終了してから失業保険が支給される仕組みです。
2回目以降は4週間分の額が支給されるものの、初回は待期期間があるため1週間(待機期間)を引いた最大3週間分の手当しか振り込まれません。
待期期間中のアルバイトの可否や、給付制限がなくなるケースを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

自己都合退職の場合は給付制限があるため
続いて給付制限があるためです。自己都合退職の場合は、7日間の待期期間とは別に約1ヵ月〜※3ヵ月の給付制限があります。そして最初の認定日は給付制限中であるため、振り込みはされません。
※過去5年以内に2回、自己都合退職で失業保険の受給をしている場合は、3回目の申請から給付制限が1ヶ月ではなく、3ヶ月となります。
給付制限が終わってからの認定日では振り込まれるものの、初回の入金時の支給対象となる期間は待期期間・給付制限期間の影響で4週間分に満たない失業保険(雇用保険の基本手当)が入金されます。
なお、失業保険の認定日とは失業であることを確認する日です。そもそも失業保険は全員が受けられるものではなく、以下の条件を満たす必要があります。
- 就職できる意思・能力があること
- 求職活動を行っていること
- アルバイト・パートをしていないこと(条件を満たせば可・待期期間と給付制限中は不可)
怪我や病気などによって就職できない、求職活動を行っていないともなれば、失業保険の受給対象外となります。
なお、失業手当の認定に関しては4週間に1回のペースで行われます。
FP:鈴木初回の支給額が少ない理由は、税金が引かれて少ないわけではないという部分も理解しておきましょう!
【退職理由別】失業保険の初回の支給日数・振込スケジュール
失業保険の初回振込には、以下2種類のスケジュールが存在します。わかりやすく画像を用いて解説しています。
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退職理由により初回の支給日数(支給額)・振込のタイミングが変わるため、しっかり理解しておきましょう。
自己都合退職(給付制限が1ヶ月)の場合

※画像では計算式を少し複雑になっていますが、単純に支給対象期間の8日〜26日(19日分)という風に考え方でも相違ありません。
自己都合退職の場合は7日間の待期期間の後に、翌日から1ヵ月間の給付制限を経て口座にお金が入金されます。初回の認定日は失業保険の支給はなく、2回目の認定日から支給を受けることができます。
そして3回目以降は4週間おきに失業認定日が行われて、問題がなければ28日分の失業手当が振り込まれます。
あとは支給終了、もしくは受給期間満了まで失業認定を繰り返すだけです。失業認定では、求職活動を行っていれば問題ありません。
そもそも自己都合退職とは、労働者の個人的な都合で退職をすることを指します。
具体的には結婚や妊娠、引越などライフスタイルの変化、介護など家庭の事情で仕事を辞めるときが自己都合退職に該当します。
自己都合退職で失業保険を受ける場合、会社都合退職よりも期間を要するため注意が必要です。失業保険を早く受け取るために、自己都合退職から会社都合退職への切り替えを考えている方もいるでしょう。しかし、退職方法を変えることはできません。
会社都合退職(特定理由離職者も含む)の場合

会社都合退職の場合は7日間の待期期間の後に、失業手当の支給対象期間となります。自己都合退職のように1ヵ月間の給付制限期間がありません。
2回目以降の失業認定日では、求職活動を行っているかの確認をされて、アルバイトなどで減額・不支給がなければ28日分の失業保険が振込されます。そして、自己都合退職と同じように失業認定を繰り返すだけです。
そもそも会社都合退職とは、会社側の都合で退職を余儀なくされることです。会社の倒産や業績悪化によるリストラなどが、会社都合退職に該当します。
また、早期退職制度による希望退職、転勤によって通勤が困難になった場合も含まれます。
自己都合退職でも失業保険をすぐにもらう方法を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。元ハローワーク職員が、具体的な手順を徹底解説しています。

初回の支給日シミュレーション
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月給別:失業保険の支給額シュミレーション

失業保険といっても、自分がどのぐらい受け取れるのかわからない方も多いのではないでしょうか。そもそも、失業保険は雇用保険への加入期間や給与額によっても異なります。
ここでは、以下の失業保険の受給額の計算方法・月給別に失業保険のシミュレーションを行ってみましたので、受給額を知りたい方はぜひ参考にしてください。
失業保険の受給額の計算方法
1日当たりの給付額は、基本手当日額といいます。基本手当日額に支給対象期間を掛けることによって給付額を求めることができます。
- 基本手当日額=賃金日額×給付率
- 失業保険振込額=基本手当日額×支給対象日数
例えば、基本手当日額が5,000円で、給付制限なしで初回支給対象期間が21日なら、105,000円です。日額が6,000円なら126,000円、7,000円なら147,000円になります。
元ハロワ職員<br>阿部ただし、自己都合退職の初回支給は、給付制限明けから認定日前日までの日数分となるため、月の日数(28日・30日・31日)によって18日〜21日程度で変動します。
給付額のシミュレーション
- 20代:月給20万円での計算
- 20代:月給30万円での計算
- 20代:月給40万円での計算
上記に該当しない方は、以下の給付額計算シミュレーションで失業保険の基本手当日額、給付額を確認できます。
⇒失業保険の計算シュミレーション(自動計算ツール)【2026年最新版】で給付額の確認
20代:月給20万円での計算
ここでは、20代で月給20万円の方が失業保険を受けるときの計算をしてみましょう。
月給20万円×6ヵ月÷180日で約6,666円
こちらは賃金日額といわれる、社会保険が天引きされる前の金額です。そして基本手当日額が50%〜80%であるため、1日あたり約3,333〜5,555円になります。これに4週間分をかけると、93,324円〜149,324円です。ただしすべてが手取りになるわけではないため、注意してください。
20代:月給30万円での計算
ここでは、20代で月給30万円の方が失業保険を受けるときの計算をしてみましょう。
月給30万円×6ヵ月÷180日で約10,000円
10,000円は賃金日額といわれる、社会保険が天引きされる前のお金です。そして基本手当日額が50%〜80%であるため、1日あたり約5,000〜8,000円になります。これに4週間分をかけると、140,000円〜224,000円です。ただし、すべてが手取りになるわけではありません。実際に振り込まれる金額はこちらよりも少ないため注意してください。
20代:月給40万円での計算
ここでは、20代で月給40万円の方が失業保険を受けるときの計算をしてみましょう。
月給40万円×6ヵ月÷180日で約13,333円
13,333円は賃金日額となっており、社会保険が天引きされる前の金額です。そして基本手当日額が50%〜80%であるため、1日あたり約6,666〜10,666円になります。これに4週間分をかけると、186,648円〜298,648円です。
ただしこちらも他同様、すべてが手取りになるわけではありません。また、税金の支払いなども考えると、実際に手元に残るお金は予想よりも少なくなるでしょう。
以下の給付額計算シミュレーションで、失業保険の基本手当日額や受給額の目安を確認できます。
⇒失業保険の計算シュミレーション(自動計算ツール)【2026年最新版】で給付額の確認
失業保険受給の生活費の不安がある場合の3つの対処法
失業保険受給の生活費の不安がある場合の3つの対処法は、以下の3つです。
↑気になる項目をタップで該当箇所にスクロールします。
対処法の特徴や注意点をそれぞれ詳しく解説します。失業保険だけでは生活が苦しい方は、参考にしてください。
アルバイトをする
失業保険の受給中でも、就業とみなされない範囲内であれば、アルバイトをすることが可能です。
就業とみなされないためには、以下2つの条件を満たす必要があります。
- 1週間の労働時間を20時間未満に抑える
- アルバイトの契約期間は31日未満に抑える
上記の条件を守ってさえいれば、アルバイトが原因で失業保険の受給資格を失うことはありません。ただし、アルバイトをしている事実は、管轄のハローワークに報告する義務がある点は理解しておきましょう。
失業保険受給中のアルバイトで、手当を減額されない方法や注意点を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
1ヶ月単位で資金繰りを確認する
退職後は、家賃・通信費・食費だけでなく、国民健康保険や国民年金、住民税の支払いが重なります。失業保険がすぐに入る前提で考えていると、初回の支給額が少なかったという理由で一気に苦しくなることがあります。
まずは、「次の入金日」「入金額」「必ず出ていく固定費」を月単位で確認してみてください。これだけでも、焦って再就職先の条件を下げてしまい、転職活動に失敗するリスクを減らすことができます。
また、失業保険の受給中は、国民健康保険の軽減制度や扶養に入ることで税金・保険料を抑えられるケースもあります。さらに、退職給付金などの制度を活用することで、受け取れる手当を増やせる可能性もあります。
詳しく知りたい方は、以下の関連記事も参考にしてみてください。
キャリア支援のサポートを活用する
失業保険の給付額は退職前の収入を下回り、アルバイトも条件付きでしか行えません。そのため、できるだけ早く前職と同等以上の年収帯で転職して、生活費の不安を解消したいと考える方は多いはずです。
しかし、未経験職種や他業種を希望している場合、転職は簡単ではありません。早期によい再就職先を見つけるためにも、退職・転職相談のプロに相談することも選択肢の1つです。
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失業保険の初回でよくある質問
ここでは、失業保険でよくある質問を4つ紹介します。
↑気になる項目をタップで該当箇所にスクロールします。
それぞれの質問に詳しく回答するため、ぜひ最後までご覧ください。
失業保険の最初の支給日はいつですか?
失業保険の最初の支給日は、初回の失業認定から約1週間以内です。ただし自己都合退職で離職してからを計算すると、7日間の待期期間に加えて1ヵ月間の給付制限を経た後となります。ただし、会社都合の場合であれば、7日間の待期期間後です。自己都合退職で失業保険を受け取る場合は、約2ヵ月の期間を要するため注意してください。
自己都合退職の失業手当はいつ振り込まれますか?
自己都合退職の失業手当は、7日間の待期期間に加えて1ヵ月間の給付制限を経た後になります。退職してから最短でも2ヵ月以上はかかるため、なるべく早めに手続きをしましょう。
自己都合退職の場合に失業保険をすぐもらう裏技を詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。元ハローワーク職員が、具体的な手順を徹底解説しています。

失業保険の初回認定日はいつですか?
失業保険の初回認定日は、受給資格が決定してから約4週間後です。そして2回目以降の認定日については、4週間に一度に認定を受ける必要があります。
認定日の変更は病気や怪我などやむを得ない理由に限り、それ以外は本人が決められた日にハローワークに足を運ばなければなりません。
しかし、自己都合退職で給付制限がある場合は初回の認定日には入金がありません。2回目以降の認定日から支給を受けることができます。
失業保険の認定日に間に合わない場合の対処法や、認定日を変更できるケースを詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

失業保険が振り込まれないときの問い合わせ先はどこですか?
1週間以上経っても振り込まれない場合は、ハローワークに問い合わせをしましょう。お金が振り込まれない場合、以下の理由が考えられます。
- ハローワーク側が処理に時間を取られている
- 口座情報が間違っている
- 銀行側の問題
もっとも考えられるのは、ハローワーク側の手続きに時間がかかっていることです。ただし1週間経っても振り込まれない場合は、問題が生じている可能性があるためハローワークに問い合わせてください。
まとめ:初回の支給額が少ない理由

失業保険の初回振込額が少ない主な理由は、7日間の待期期間があるためです。また、自己都合退職の場合は待期期間に加えて1ヵ月の給付制限があるため、時間がかかるうえに振込額も少なくなります。
ただし、2回目以降は4週間分振り込まれるため心配する必要はありません。とはいっても、自己都合退職の場合は振り込まれるまでに最短でも2ヵ月以上の期間を要するため、十分な資金を確保しておくことをおすすめします。
生活費がないと焦って就職活動をしてしまい、短期離職の原因となりかねません。転職活動の場合、「転職に不安がある」「自分に合った仕事がわからない」など仕事に関する悩みを抱えている方は多いことでしょう。
また、求職や転職にお困りの方は「ゼロワンキャリア」に相談するのがおすすめです。
こんなお悩みありませんか?
- 退職後に再就職先が見つかるか不安
- 自分にはどんな仕事があっているかわからない
- 人生全体のキャリアプランを誰かに相談したい
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自分がどんな仕事に向いているのか?MBTIを用いた正確な適職診断ができます。
また、無料で相談できるので、今後のキャリアに少しでも不安がある方は問い合わせてみるのがおすすめです。
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