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失業保険を受給している場合は確定申告が必要?した方がいいケースや確定申告の手順を解説

失業保険を受給している場合は確定申告が必要?した方がいいケースや確定申告の手順を解説

「失業保険を受給しているが、確定申告が必要なのかわからない」
「失業保険受給中に確定申告をした方がいいケースを知りたい」
「失業保険を受給した場合の確定申告の手順を詳しく知りたい」

これから失業保険を受給を予定している方で、確定申告に関して上記のように悩んでいませんか?

結論から言うと、失業保険(基本手当・再就職手当など)そのものは非課税なので、失業保険を受け取ったことだけを理由に確定申告が必要になることは原則ありません。

ただし、退職した年の給与・副業収入・各種控除(医療費控除など)によっては申告が必要または申告した方が得になるケースがあります。

元ハロワ職員<br>阿部

本記事では、確定申告が必要かどうかを簡単に確認できるチェックツールを用意しています。
また、失業保険を受給している場合の確定申告の必要性や確定申告の手順などを詳しく解説するので、ぜひ最後までご覧ください。

また、これから退職や転職を検討している方は、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。

  • 転職・退職後に経済的な不安がある
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阿部
監修者
元ハローワーク職員
阿部
ハローワークで8年勤務後、社会保険労務士事務所で事務職を5年経験。 現在は社会保険労務士事務所で事務職をしながら、社会保険労務士の資格勉強をしています。
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鈴木 大介
著者
(株)InVitro 代表取締役/ファイナンシャルプランナー(2級FP技能士)
鈴木 大介
株式会社InVitro 代表取締役。 ファイナンシャル・プランニング技能士2級(国家資格)。 退職・転職・再就職に関するキャリア支援事業を中心に、「制度を正しく理解し、人生の選択肢を広げる」ことをテーマに活動。 雇用保険・社会保険・傷病手当金・再就職手当など、複雑な公的制度をわかりやすく伝える専門家として、多くの相談者の支援に携わる。 株式会社InVitroでは、退職支援サービス「ヤメル君」やキャリア支援サービス「ゼロワンキャリア」などを通じて、制度活用とライフプラン設計を融合させたサポートを展開。 特に、退職後の生活設計・再就職支援・給付金申請に関する情報監修・記事制作などを数多く手がける。 専門分野は、雇用保険制度・社会保険給付・キャリア設計・ライフプランニング。 FPの知識と実務経験をもとに、「安心して働き方を選べる社会」を目指し、公的制度の啓発とキャリア支援の両立に取り組んでいる。
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目次

失業保険を受給している場合確定申告は必要か?

失業保険を受給している場合確定申告は必要か?

失業保険(基本手当、再就職手当などの「失業等給付」)は、所得税がかからない非課税の扱いです。

そのため、確定申告では失業保険の受給額を「収入」として書きません。

ただし、年度途中で退職して再就職せず年末調整をしていない場合や、失業保険受給中に副業で収入を得たなどの場合は、確定申告が必要になる場合があるため注意が必要です。

下記では、失業保険の受給中でも確定申告が必要なケースを詳しく解説しています。失業保険を受給している方は、自身の状況に当てはまるかどうかご確認ください。

失業保険受給中でも確定申告が必要になるケース

目を向けるのが、失業保険ではなくそれ以外の課税対象の収入です。ここを整理できると、迷いが一気に減ります。

会社で年末調整を受けていない

年の途中で退職し、その年の12月31日時点で在籍していない場合、会社の年末調整を受けられません。

この場合、確定申告が必ず必要とは限りませんが、源泉徴収で所得税を引かれている人は、確定申告(還付申告)で税金が戻るケースが多いです。

特に、退職後に国民健康保険料・国民年金保険料を払った、生命保険料控除・地震保険料控除がある、医療費がかさんだ、などがあると還付の可能性がさらに上がります。

【注意】ふるさと納税をしている方

近年、所得税や住民税の負担を軽減できる制度として「ふるさと納税」がありますが、適切な手続きを行わないと、寄付額がすべて自己負担となってしまう恐れがあります。

会社で年末調整を受けていない場合は、ワンストップ特例制度を利用することができません。そのため、ふるさと納税の控除を受けるには、確定申告が必要となります。

一方、年末調整を受けられる場合はワンストップ特例制度を利用できますが、退職後、年内に再就職しない予定の方は、自治体から送付される「寄附金受領証明書」を必ず保管しておき、確定申告で手続きを行うようにしましょう。

FP:鈴木

せっかくふるさと納税したのに、住民税がそのままの金額で請求されちゃうとショックだと思うので、確定申告でしっかり控除を受けられるようにしましょう!

2ヶ所以上から給与をもらっている

同じ年に複数の会社から給与をもらっていると、年末調整で精算しきれず、確定申告が必要になることがあります。

下記のケースでは、確定申告が必要となります。

  • 年内に再就職したが、転職先に源泉徴収票を提出できていない
  • 仕事を掛け持ちをし2ヶ所以上から給与をもらっている

よくあるのが、転職したのに「前職の源泉徴収票を新しい会社に提出できず」、新しい会社が年末調整できないケースです。

この場合は源泉徴収票(前職・現職)を揃えて確定申告で精算するのが基本です。

失業保険中にアルバイト・副業・フリーランス収入がある

失業保険を受給している間に、アルバイトや副業で収入がある場合、その収入は課税対象です。失業保険は非課税所得ですが、働いて得たお金は課税所得になります。

確定申告が必要になるかどうかは、年末調整の有無と所得(利益)の金額で変わります。

迷ったら、まずここを確認してください。

  • その年に会社からの給与があるか
  • 年末調整を受けているか
  • 副業が給与なのか事業(業務委託など)なのか
  • 事業の場合は、経費を差し引いた利益(所得)がいくらか

※副業収入がある場合、税金の話とは別に、失業保険の失業認定での申告も必須です。

退職金を受け取り「退職所得の受給に関する申告書」を提出していない

退職金を受け取るときに退職所得の受給に関する申告書を会社に出していれば、退職金の税金が適切に計算されます。一方で、申告書を出していない場合、退職金から税金が多めに天引きされることがあり、確定申告で精算(還付)できるケースもあります。

FP:鈴木

退職金を受け取った方は、退職時に受け取る書類(退職所得の源泉徴収票など)を確認しておきましょう。

失業保険の受給中に確定申告をしたら得するケース

失業保険の受給中に確定申告をした方がいいケース

失業保険は非課税所得になるので、以下のケースでは確定申告をした方が得になります。

  • 年度途中で退職し再就職をしておらず年末調整をしていない場合
  • 多額の医療費を支払った場合

年度途中で退職し再就職をしておらず年末調整をしていない場合

年度途中で退職し再就職していない場合、確定申告で控除を受けないと損をする可能性があります。年末調整だけでなく確定申告でも、社会保険料控除や生命保険料控除、地震保険料控除などの各種控除が受けられます。

社会保険料は、在職時に支払った健康保険料以外にも国民健康保険料、国民年金保険料も該当します。

さらに、毎月の給与から天引きされる所得税は、その月の給与が1年間(12ヶ月)続いたと仮定し、年収換算された額を超過累進税率(5%〜45%)を当てはめて計算した税額を基準に算出された、あくまで「概算」の税額です。

そのため、年の途中で退職して年間の所得が想定より少なくなると、適用される超過累進課税の税率や課税所得が下がり、確定申告によって源泉所得税が還付される可能性が高くなります。

多額の医療費を支払った場合

失業保険を受給している方でも、1年間に支払った医療費が「10万円」または「所得の5%」のいずれか少ない方を超える場合は、医療費控除を受けられる可能性があります。

年の途中で退職すると年間所得が低くなりやすいため、医療費控除によって源泉徴収されていた所得税が還付されるケースが多く、確定申告をした方が有利になりやすいのが特徴です。

※失業保険は非課税のため、医療費控除の計算には含まれません。給与の税額に適用ができます。

以上のように、失業保険を受給している方でも、確定申告すると還付金を受け取れる場合があります。

ただし、確定申告は期日が決められているため、期限までに手続きを済ませましょう。

失業保険については、わからないことが多い制度です。「一度もらうと次は受け取れないの?」「給付期間が終わったらどうなるの?」といった疑問について、詳しく解説しています。

気になる方は、下記の記事もあわせて参考にしてください。

確定申告・住民税申告が必要かの確認ツール

このツールは、「失業保険を受給している状態で確定申告が必要かどうか」を簡単な質問に答えるだけで確認できるチェックツールです。税金の知識がなくても、画面の案内に沿って選択するだけで使えます。

FP:鈴木

ふるさと納税を実施していた方で、年末調整が実施場合は、必ず確定申告が必要となりますので本ツールの使用での判断は不要です。

使い方は次の3ステップです。

  • 判定したい年を選びます。
    ・【直近の確定申告(前年分)】
    去年の収入について、今年の確定申告が必要かを確認します。

    ・【当年の事前チェック(来年申告の準備)】
    今年の収入について、来年の確定申告が必要になりそうかを事前に確認します。
    ※迷った場合は、当年の事前チェック(来年申告の準備)を選んでください。
  • 当てはまる項目を選択します。
    収入の有無、退職時期、副収入の有無など、質問に答えてください。
  • 結果を確認します。
    「必要です」「不要です」「提出をおすすめします」など、あなたの状況に合わせた結果が表示されます。

※※本ツールは申告の要否や有利不利を簡易的に確認するための目安です。最終的な申告義務の有無は、税務署・市区町村の判断をご確認ください。

確定申告・住民税申告が必要かチェック

このツールは、退職した年の収入について、確定申告や住民税申告が必要かどうかを確認するためのツールです。

※確定申告は、退職した年の収入について、翌年に申告を行う手続きです。

※入力内容は保存されません。

判定対象年(収入の年)
判定モード
STEP1:年末調整の状況
判定対象年について、年末調整は済んでいますか?
STEP2:収入の状況(失業保険は入力不要)

※失業保険(基本手当・再就職手当など)は非課税のため、このツールでは収入に含めません。

判定対象年に、会社からの給与収入はありましたか?
判定対象年に、給与以外の収入(副業・業務委託など)はありましたか?

ここでいう金額は「売上」ではなく「利益(収入-必要経費)」の目安です。

STEP3:控除・還付の可能性
医療費控除(ある場合)
判定対象年の所得見込みは200万円未満ですか?

医療費控除の目安判定に使用します。

判定対象年に、自分で支払った国民年金・国民健康保険料はありますか?

納付書・口座振替・クレカ払い等の合計が対象です。

源泉徴収票の「源泉徴収税額」は0円ですか?

0円より多い場合、確定申告で税金が戻る(還付)可能性があります。

免責・注意事項

本ツールは、入力された情報をもとに、確定申告・住民税申告の要否を整理するための目安です。申告義務の有無や還付の可否を保証するものではありません。

最終的な判断は、国税庁の案内やお住まいの自治体の案内をご確認いただくか、税務署・市区町村窓口、税理士等へご相談ください。

入力内容が不明な場合(源泉徴収票がない/金額があいまい等)は、結果が変わることがあります。

失業保険(雇用保険の基本手当等)は非課税のため、収入には含めない設計です。給付の種類や状況により扱いが異なる場合があるため、不安な場合は受給決定通知や支給明細等でご確認ください。

住民税の申告の扱いは自治体や世帯状況(扶養、障害、ひとり親等)により異なります。結果が「必要」「おすすめ」となった場合は、自治体の案内に従って手続きを進めてください。

次のようなケースは判定が複雑になりやすいため、個別確認をおすすめします:退職金がある/株・FX・不動産などの所得がある/複数社から給与がある/住宅ローン控除(初年度)を受ける/海外に関係する所得がある等。

失業保険を受給した場合の確定申告の手順

失業保険を受給した場合の確定申告の手順

確定申告の手順は、以下4つのステップで進めていきます。

  • 申告が「必要/有利」かを判定する
  • 確定申告で必要な書類を準備する
  • 申告方法(e-Tax/郵送/窓口)を決める
  • 国税庁「確定申告書等作成コーナー」で作成する
  • 提出して「証拠」を保存する
  • 納付 or 還付(入金まで確認)

確定申告を予定している方は、それぞれ確認していきましょう。

1.申告が「必要か有利」かを判断する

失業保険そのものは非課税所得なので、確定申告が必要かどうかは、給与や副業など課税される収入があるかで決まります。年の途中で退職している場合は課税されていた収入があるので必要なのか?した方が得するのかで判断しましょう。

判断に迷う場合は、この記事の判定ツールを利用するか、次のSTEP2で書類を揃えたうえで、作成コーナーで試算するという方法もあります。

2.確定申告で必要な書類を準備する

確定申告する際は、事前に以下6つの書類を準備しておく必要があります。

  • 源泉徴収票(退職した会社/再就職先がある場合は両方)
  • 退職所得の源泉徴収票(退職金がある場合)
  • 国民年金保険料の控除証明書(支払った場合)
  • 国民健康保険料の支払額が分かるもの(納付書・領収書・自治体の証明等)
  • 生命保険料控除証明書・地震保険料控除証明書
  • 医療費控除を使うなら、医療費の明細(領収書は原則自宅保管)
  • ふるさと納税をするなら、寄附金受領証明書 など
  • マイナンバーカード(e-Taxで便利)/本人確認書類
  • 還付を受ける口座情報

源泉徴収票は、退職時に勤務先から発行されるため、紛失しないように保管しておきましょう。

FP:鈴木

以前は印鑑を用意する案内も多かったですが、現在は原則として押印が不要な様式が一般的です。不安な方は念のため持っておく程度で大丈夫です。

3.申告方法を決める(おすすめはe-Tax)

確定申告時の申告方法は、e-Tax・郵送・窓口の3択です。

FP:鈴木

時間と証拠保全の観点からe-Taxを推奨します。失業中は「外出が負担」「手続きが多い」状態になりやすいので、e-Taxであれば自宅で完結できるメリットが大きいです。

窓口、郵送の場合は事前に確定申告書の取得が必要です。税務署の窓口で入手するか、確定申告書等の様式・手引き等(国税庁)から対象年度を選んでダウンロードできます。

4.国税庁「確定申告書等作成コーナー」で作成する

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」なら、画面の案内に沿って入力するだけで申告書が作れます。スマホでも作成可能です。

スマホ・パソコンでの流れは次の通りです。

  • 該当年分を選ぶ(例:2025年分=令和7年分)
  • 収入を入力(給与、事業、年金など)※失業保険は入力しない
  • 控除を入力(社会保険料、生命保険、医療費、寄附金など)
  • 納付or還付の結果を確認
  • e-Tax送信or印刷して郵送又は持参

スマホ・パソコンで作成せずに、確定申告書に直接記入する際は、源泉徴収票に記載された収入金額や控除金額を参考に、正しい金額を記入するように注意が必要です。

確定申告書の記入は、慣れないと時間がかかってしまいます。また、記載内容に不備がある場合には、申告手続きがスムーズに進まない可能性があるため、余裕をもって記入を済ませておきましょう。

5.確定申告書を期限までに提出する

確定申告書の作成後は、毎年2月16日〜3月15日までの1ヵ月の間に提出しなければいけません

書面で提出する場合は、税務署の窓口に直接持参するか、郵送で送ることができます。e-Taxを利用する場合は、確定申告書等作成コーナーで作成してe-Tax送信ができますが、事前に利用者登録が必要です。

FP:鈴木

e-Tax送信をするには、マイナンバーカードとマイナンバーカード読取対応のスマホ又はICカードリーダライタが必要です。マイナンバーカードも有効期限内であることも事前に確認してきましょう。

確定申告書の提出期限を過ぎてしまうと、延滞税が課されてしまうため注意が必要です。もし、提出期限に間に合わない場合は、税務署に相談すると期限の延長を申請できます。

確定申告によるペナルティを受けないためにも、必ず期間内に申請を行いましょう。

6.所得税の納付・還付をする

確定申告後、所得税の納付が必要な場合は、以下4つの方法から納税します。

  • 納付書を使った現金納付
  • 電子納付
  • 延納
  • 振替納税

納付期限は、確定申告書の提出期限と同じ3月15日です。

現金納付は、税務署や金融機関の窓口で行います。電子納付は、インターネットバンキングなどを利用して行います。延納は、一定の要件を満たす場合に、納税を延期できる制度です。振替納税は、事前に税務署に申請すると、指定した金融機関の口座から自動的に引き落とされる方法です。

一方、所得税の還付がある場合は、確定申告提出後の約1ヵ月〜1ヵ月半の間に確定申告に記載した還付口座に還付されます。還付金は、源泉徴収された所得税が納め過ぎになっている場合などに発生します。

また、電子申告(e-Tax送信)で提出した還付申告は、2〜3週間の間に還付されるため、できるだけ早く還付金を受け取りたい場合は電子申告がおすすめです。

ただし、確定申告は正しく行わなければ追徴課税を受けるリスクがあるため、不明な点があれば、税務署に問い合わせるなどして、不備の無いように手続きを行いましょう。

失業保険の受給中に再就職すると、本来は分割でもらうはずだった失業保険を、一部まとめて受け取れる制度があります。それが再就職手当です。条件や注意点については、下記の記事で詳しく解説しています。

転職活動がうまく進まないと感じたら、プロに相談するという選択肢もあります。自分では気づかなかった可能性や、今の状況に合った進め方が見えてくることがあります。

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失業保険の確定申告に関するよくある質問

失業保険の確定申告に関するよくある質問

失業保険を受給している際の確定申告に関するよくある質問を紹介します。

  • 失業保険受給中に収入を得た場合に確定申告をしないとばれますか?
  • 雇用保険を受給している場合も確定申告は必要ですか?
  • 雇用保険は確定申告すると税金は控除されますか?
  • 失業保険で確定申告する場合ふるさと納税は控除されますか?

失業保険の受給中に確定申告を予定している方は、それぞれ理解していきましょう。

再就職手当はもらわない方がいいですか?

結論から言えば、再就職手当をもらうかどうかは個人の状況によって判断すべきですが、一般的にはもらった方がよいでしょう。

再就職手当は新しい職場での生活をスタートする際、経済的な支えとして役に立ちます。

また、失業期間が短縮できれば、キャリアの空白を最小限に抑えられ、将来のキャリア形成にプラスの影響を与える可能性があります。

ただし、状況によっては再就職手当を受給しないほうがよい場合もあるかもしれません。

詳しくは、下記の記事を参考にしてみてください。

失業保険受給中に収入を得た場合に確定申告をしないとばれますか?

失業保険受給者の就労状況や収入状況はハローワークが確認しているため、アルバイトやパートで働いている場合はバレる可能性があります

収入を得た場合に確定申告をしなければ、バレた際に不正受給として判断され、ペナルティを課せられる場合があるため、期日までの申請が必須です。

また、収入が賃金日額の80%以上になると、失業保険の受給資格を失ってしまう可能性もあります。

そのため、アルバイトを始める前にはハローワークに相談して、収入の限度額を確認しておきましょう。

雇用保険を受給している場合も確定申告は必要ですか?

雇用保険とは、失業保険の正式名称になるため失業保険と同じ意味の言葉です。そのため、雇用保険を受給している場合も、原則として確定申告の必要はありません

ただし、失業給付金を受給しながら収入を得ている場合や、年の途中(12月30日以前)で退職をしていて年末調整ををしていない場合は確定申告が必要です。

そのため、雇用保険を受給している場合、失業保険を受給している方と同様に、アルバイトやパートなどによる収入の有無、年末調整の実施状況に応じて確定申告の必要性を判断しましょう。

雇用保険は確定申告すると税金は控除されますか?

雇用保険は、従業員と雇用主の両者が負担しているため、確定申告を行わなくても雇用保険で支払ったお金は給与から控除されます

また、他に以下の社会保険料も控除の対象です。

  • 健康保険料
  • 年金保険料
  • 後期高齢者医療保険料
  • 介護保険料
  • 年金基金の掛金など

ただし、医療費控除などを受ける場合は、確定申告が必要になるので注意しましょう。

失業保険で確定申告する場合ふるさと納税は控除されますか?

失業保険で受給するお金は所得としてカウントされていないため、ふるさと納税しても確定申告で控除されません

ふるさと納税は、所得税と住民税から控除される制度です。しかし、失業保険を受給している場合は、所得がなく所得税や住民税も発生しないため、控除を受けられません。

ただし、給与所得がある、退職時に退職金を受け取り、退職所得として確定申告をする場合はふるさと納税の控除を受けられる可能性があります。

そのため、給与・退職金がなく失業保険を受給している場合、控除目的でふるさと納税を行うのは避けた方がよいでしょう。

失業保険の手続きや確定申告で悩んでいる方は専門家に相談しよう!

失業保険の手続きや確定申告で悩んでいる方は専門家に相談しよう!

失業保険は、退職から再就職までの期間で必要な最低限の生活費を支給するお金になるため、基本的に確定申告の必要はありません。

しかし、以下3つの場合には確定申告が必要になる可能性があります。

  • 年度途中で退職し再就職をしておらず年末調整をしていない場合
  • 失業保険を受給しながらアルバイトなどで収入を得た場合
  • 医療費控除や雑費控除を受ける場合

確定申告する際は、毎年2月16日〜3月15日までの1ヵ月間に確定申告書を提出しなければいけません。

もし、確定申告が遅れてしまった場合、追徴課税のペナルティが課せられる可能性があるため注意しましょう

また、これから退職や転職を検討している方は、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。

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阿部
監修者
元ハローワーク職員
阿部
ハローワークで8年勤務後、社会保険労務士事務所で事務職を5年経験。 現在は社会保険労務士事務所で事務職をしながら、社会保険労務士の資格勉強をしています。
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鈴木 大介
著者
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鈴木 大介
株式会社InVitro 代表取締役。 ファイナンシャル・プランニング技能士2級(国家資格)。 退職・転職・再就職に関するキャリア支援事業を中心に、「制度を正しく理解し、人生の選択肢を広げる」ことをテーマに活動。 雇用保険・社会保険・傷病手当金・再就職手当など、複雑な公的制度をわかりやすく伝える専門家として、多くの相談者の支援に携わる。 株式会社InVitroでは、退職支援サービス「ヤメル君」やキャリア支援サービス「ゼロワンキャリア」などを通じて、制度活用とライフプラン設計を融合させたサポートを展開。 特に、退職後の生活設計・再就職支援・給付金申請に関する情報監修・記事制作などを数多く手がける。 専門分野は、雇用保険制度・社会保険給付・キャリア設計・ライフプランニング。 FPの知識と実務経験をもとに、「安心して働き方を選べる社会」を目指し、公的制度の啓発とキャリア支援の両立に取り組んでいる。
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この記事の監修者

阿部のアバター 阿部 元ハローワーク職員

ハローワークで8年勤務後、社会保険労務士事務所で事務職を5年経験。
現在は社会保険労務士事務所で事務職をしながら、社会保険労務士の資格勉強をしています。

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