この記事は、元ハローワーク職員の私が監修しています!
皆さんにより良い情報をお届けいたします。
- 社会保険給付金の申請方法がわからない
- 支給の条件や必要書類を詳しく知りたい!
このようにお悩みではありませんか?
社会保険給付金とは、退職後にもらえるお金のことです。複数の給付金をまとめた名称であり、特定の給付金を指すものではありません。
また、社会保険給付金の注意点として、申請しないと貰えず損をしてしまう点が挙げられます。
そこでこの記事では、社会保険給付金の申請に必要な書類や、支給の条件、申請の流れなどを詳しく解説します。
記事の後半では社会保険給付金が貰えないケースやよくある質問も解説していているため、ぜひ最後までご覧ください。
また、今すぐ社会保険給付金を詳しく知りたい方は、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。
こんなお悩みありませんか?
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社会保険給付金をもらうための必要書類を紹介!
ここでは、社会保険給付金をもらうための必要書類を、以下の2つに分けて詳しく解説します。
- 失業保険に必要な書類
- 傷病手当金に必要な書類
必要書類がないと社会保険給付金がもらえません。これから紹介する内容をしっかりと押さえておきましょう。
失業保険に必要な書類
失業保険に必要な書類は、以下のとおりです。
- 雇用保険被保険者離職票
- 個人番号確認書類(※いずれか1種類:マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票)
- マイナンバーカードや運転免許証、運転経歴証明書などの身元確認書類
- 写真2枚(最近の写真、正面上三分身、縦3.0センチメートル×横2.4センチメートル)※希望があればマイナンバーカードで省略可能
- 本人名義の預金通帳、またはキャッシュカード(一部指定できない金融機関があるため、事前に確認しておきましょう。)
傷病手当金に必要な書類
傷病手当金に必要な書類は、健康保険傷病手当金支給申請書です。申請書の記入欄は、被保険者、事業主、療養担当者で分かれており、合計4枚の提出が必要です。
その他にも、以下の添付書類が必要になるケースがあります。
支給開始日以前の12ヵ月以内に転職した場合 | ・以前の事業所の名称、所在地および事業所に使用されていた期間がわかる書類 |
障害厚生年金の給付を受けている方でマイナンバーを利用した情報照会を希望しない方 | ・年金給付額などがわかる書類 |
障害手当金の給付を受けている方でマイナンバーを利用した情報照会を希望しない場合 | ・年金給付額などがわかる書類 ・障害手当金の支給を証明する書類のコピー |
老齢退職年金の給付を受けている方でマイナンバーを利用した情報照会を希望しない場合 | ・ 年金給付額などがわかる書類 |
労災保険から休業補償給付受けている場合 | ・休業補償給付支給決定通知書のコピー |
傷病の原因が交通事故や喧嘩などによるものの場合 | ・第三者行為による傷病届 |
被保険者が死亡して、相続人が請求する場合 | ・被保険者との続柄がわかる「戸籍謄本」など |
被保険者のマイナンバーを記載した場合 | ・本人確認書類(マイナンバーカード) ※マイナンバーカードがない場合は番号確認書類/住民票記載事項証明書/運転免許証のコピーなど |
出典:健康保険傷病手当金支給申請書 | 申請書 | 全国健康保険協会
必要な添付書類は人によって異なります。事前に追加書類を確認しておき、忘れないようにしましょう。
傷病手当金の申請書はどこでもらえる?もらい方を紹介!
傷病手当金の申請書は、「健康保険傷病手当金支給申請書 | 申請書 | 全国健康保険協会」よりダウンロードできます。
また、会社から直接もらうほか、郵送してもらう方法もあります。
紙をもらった後は、被保険者と事業主、療養担当者の記入欄に分かれているため、それぞれ記入して下さい。
社会保険給付金がもらえないケースはある?
ここでは、社会保険給付金がもらえないケースを以下の2つに分けて解説します。
- 失業保険がもらえないケース
- 傷病手当金がもらえないケース
ここでは、それぞれのケースを詳しく見ていきましょう。
失業保険がもらえないケース
失業保険がもらえないケースは、以下に該当する場合です。
- 病気や怪我ですぐに就職ができない
- 妊娠・出産で就職が難しい
- 家庭の事情ですぐに就職ができないとき
基本的に、就職できない状態にあるときは基本手当を受けられません。また、離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12ヵ月未満も同様です。
ただし、特定受給資格者または特定理由離職者であれば、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6ヵ月以上あれば問題ありません。
傷病手当金がもらえないケース
傷病手当金がもらえないケースは、以下に該当する場合です。
- 業務中の怪我や病気
- 歯列矯正や美容整形など、自由診療による治療
- 妊娠・出産
- 泥酔による怪我や喧嘩による負傷
- 医師の指示にしたがっていない治療
基本的には、業務外の怪我や病気で、公的保険適用の療養に限ります。また、治療に専念していない、喧嘩による負傷なども、傷病手当金の対象外となるため注意して下さい。
社会保険給付金の給付条件を紹介
ここでは、社会保険給付金の給付条件を詳しく紹介します。
それぞれの条件を詳しく見ていきましょう。
失業保険の給付条件とは
失業保険の給付条件は、以下のとおりです。
- 就職しようとする意思があり、就職できる能力があるにも関わらず、努力しても就業につけない状態
- 離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12ヵ月以上ある(※特定受給資格者もしくは特定理由離職者は、離職の日以前1年間に被保険者期間が通算して6ヵ月以上あること)
上記を満たさないと、失業保険を受けられません。怪我や病気ですぐに就職ができない、結婚などが理由ですぐに就職ができないときは、失業保険の対象外となります。
傷病手当金の給付条件とは
傷病手当金の条件として、業務外の怪我や病気である必要があります。業務内の怪我や病気に関しては、労災保険の対象となるため、注意して下さい。
また、病気の治療中に部署異動、業務内容の変更をして勤務が継続できている場合は、傷病手当金の対象となりません。
- 業務外の病気や怪我
- 勤務ができない状態
- 連休する3日間の休業を含め、4日以上仕事を休む必要があるとき
上記の給付条件を満たしていれば、問題なく傷病手当金を受けることが可能です。
社会保険給付金の申請方法は?
ここでは、社会保険給付金の申請方法を解説します。
失業保険と傷病手当金の2つに分けて詳しく見ていきましょう。
失業保険の申請方法
失業保険の申請にあたって、以下の条件を満たす必要があります。
- 在籍中に社会保険に1年以上加入
- 再就職の意思がある
- 次の転職先が決まっていない
上記を満たしていれば、以下の手順で失業保険の申請が可能です。
- 申請に必要な書類の準備
- ハローワークにて失業保険の手続き
- 雇用保険制度に関する受給説明会への参加
- 失業認定日にハローワークへ行く(2回目以降は4週間に1回の失業認定)
- 失業保険の受給の開始
失業保険がどのくらい受けられるかは、雇用保険への加入期間、年齢などによって異なります。
詳しい金額や受給期間は、管轄のハローワークに確認しましょう。
傷病手当金の申請方法
傷病手当金の申請では、以下の条件を満たす必要があります。
- 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業である
- 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかった
- 休業した期間について給与の支払いがない
また、傷病手当金は以下の手順で申請が可能です。
- 健康保険の切り替え(国民健康保険の加入もしくは会社の健康保険を継続)
- 年金の免除申請
- 所属している保険組合から申請書をもらう
- 傷病手当申請を勤務先・通院先で記入して保険組合に提出
- ハローワークで失業保険の受注期間を延長手続きする
- 1ヵ月ごとに病院に通院して、傷病手当継続に必要な申請書を発行してもらう
通院をやめると、傷病手当の継続に必要な申請書を発行してくれなくなる可能性があるため、注意して下さい。
社会保険給付金の必要書類に関するよくある質問
ここでは、社会保険給付金の必要書類に関するよくある質問を2つ紹介します。
社会保険給付金の必要書類に関するよくある質問
- 傷病手当金の初回申請には特別な添付書類が必要ですか?
- 傷病手当金の受給に医師の診断書は必要ですか?
ここでは、それぞれのよくある質問への回答をしているため、ぜひ最後までご覧ください。
まとめ
社会保険給付金は転職活動に専念したり、お金の心配を和らげたりするなどのメリットがあります。ただし、申請しないともらうことはできません。
本記事で紹介した申請方法をもとにして、社会保険給付金の制度を利用しましょう。一度申請すれば、継続的に受け取れるため、速やかに手続きを済ませておくことをおすすめします。
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