- 再就職手当は派遣社員でももらえるって本当?
- 申請手続きがわからなくて諦めてしまった
こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。実は、派遣社員でも再就職手当を受給できるケースがあります。
本記事では、派遣社員が受給できる条件、申請手続きの手順などを詳しく解説します。
また、今すぐ退職や転職を詳しく知りたい方は、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。
- 転職・退職後に経済的な不安がある
- 失業保険がもらえるか不安
- 今の会社に不満があるものの退職に踏み切れない
「転職×退職のサポート窓口」では、退職後に給付金を受け取るサポートをしてもらえます。
相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみるとよいでしょう。
「転職×退職のサポート窓口」では、退職後に給付金を受け取るサポートをしてもらえます。
相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみると良いでしょう。
- 実績が業界最多の10000件以上
- 複雑な申請をプロがサポート
- 失業保険を最短1ヶ月で受け取れる!
- 最大300万円以上受給できる可能性がある!
- 専門家の監修がある安心サポート!
派遣社員でも条件を満たせば再就職手当が受給できる
派遣社員が再就職手当をなぜもらえないのかについて、主に条件を満たしていない点にあります。しかし、条件さえ満たせば、派遣社員の方でも再就職手当の受給が可能です。
派遣社員が再就職手当をもらうための条件は、以下のとおりです。
派遣社員が再就職手当をもらう条件
- 雇用保険に加入していること
- 失業手当の受給資格があり、残りの支給日数が3分の1以上あること
- 手続き後、7日間の待機期間が満了した後に就業していること
- 1年以上の勤務が確実に見込めること
- 前のお勤め先や関連する会社が就業先でないこと
- 再就職手当を過去3年以内にもらっていないこと
- 受給資格決定日前に決定した就職ではないこと
- 自己都合退職の場合、最初の1ヵ月はハローワークまたは認可された職業紹介事業者の紹介で就職すること
上記の条件を満たしていれば、再就職手当が受給できます。
派遣社員が再就職手当を受け取れないケースとは?
派遣社員の場合、再就職手当がもらえない場合があることを知っておくのも重要です。
主な受給できないケースには、以下のものがあります。
再就職手当が受給できないケース
- 雇用期間が1年未満の場合
- 「更新の見込みあり」の記載が雇用契約書にない場合
- 紹介予定派遣の場合
- 失業手当の残りの支給日数が3分の1未満の場合
- 前の職場や関連会社に再就職した場合
- 受給資格決定日前(離職票提出前)に就職先が決定した場合
- 再就職手当を過去3年以内にもらっている場合
上記のケースに当てはまる場合、再就職手当の受給は不可能となります。特に派遣社員の場合、雇用期間や契約更新の見込みに注意が必要です。
再就職を考える際は、受給条件を前もって確認し、再就職手当がもらえるかどうかの見極めが大切です。
また、派遣社員だけではなく、個人事業主でも再就職手当がもらえない場合があります。
詳細は下記記事にて紹介していますので、派遣社員だけではなく個人事業主でももらえないケースを知りたい方はぜひ参考にしてください。
再就職手当ってどんな制度?
再就職手当は、失業保険(雇用保険)の受給資格者が早期に再就職した場合に支給される給付金です。
この制度は、早期の再就職を促進し、失業期間の短縮を目的としています。
具体的には、失業給付の支給日数が一定以上残っている状態で再就職した場合、残りの支給日数に応じて一時金がもらえます。
転職にともなう生活環境の変化や初期費用の負担を軽減し、スムーズな職場適応を促進する効果があります。
派遣社員が受給可能な再就職手当の金額・計算方法
派遣社員が受給できる再就職手当の金額は、正社員と同様の計算方法で算出されます。
具体的な計算式は以下のとおりです。
再就職手当の計算方法
再就職手当の金額 = 基本手当日額 × 残りの支給日数 × 給付率
また、給付率は以下のとおりに定められています。
残りの支給日数のケース | 給付率 |
3分の2以上の支給日数が残っている場合 | 70% |
3分の1以上または3分の2未満の残支給日の場合 | 60% |
派遣社員の方も、ご紹介した計算方法を参考に、自分が受け取れる可能性のある金額を試算してみるとよいでしょう。
再就職手当の受給を申請する方法【4STEP】
再就職手当の受給を申請する方法を、4つのステップに分けて解説します。派遣社員の方も、この手順にしたがって申請できます。
以下4つのステップを順番に進めていきましょう。
再就職手当を申請する方法4ステップ
- ハローワークに書類を提出
- ハローワークから「再就職手当支給申請書」をもらう
- 再就職先に「再就職手当支給申請書」を書いてもらう
- 「再就職手当支給申請書」と「雇用保険受給資格証」をハローワークに提出
それぞれのステップを詳しく解説していきます。
また、下記記事では、再就職手当がいつもらえるのかを紹介しています。
満額でもらうための方法も紹介していますので、本記事と合わせて参考にしてください。
①ハローワークに書類を提出
まず、「採用証明書」を再就職先からもらいます。この書類は、あなたが新しい職場に採用されたことを証明するものです。
次に、ハローワークに以下の書類を提出します。
- 記入済みの採用証明書
- 失業認定申告書
- 雇用保険受給資格者証
上記の書類を用意し、近くのハローワークの窓口に出しましょう。書類に不備がないか、事前確認を忘れないでください。
②「再就職手当支給申請書」をハローワークでもらう
ハローワークの職員が、あなたが提出した書類をチェックします。そして、再就職手当の条件にすべて当てはまっているかを確認します。
支給要件を満たしていると判断された場合、ハローワークの窓口で「再就職手当支給申請書」を受け取れます。
この申請書は、次のステップで再就職先企業に記入を依頼する重要な書類です。
もし、要件を満たしていないと判断された場合は、理由を詳しく説明してくれます。
不明な点があれば、この時に職員に質問するとよいでしょう。
③再就職先企業に「再就職手当支給申請書」の記入を依頼
「再就職手当支給申請書」をもらったら、再就職先の会社に記入を依頼します。
具体的な手順は以下のとおりです。
- 申請書の本人記入欄(氏名、住所、電話番号など)をあらかじめ記入する
- 再就職先の人事部門や総務部門に連絡し、再就職手当支給申請書の記入を依頼する旨を伝える
- 再就職先の担当者に以下の点を説明する
- この書類は再就職手当の申請に必要なものであること
- 事業主記入欄に記入をお願いしたいこと
- 記入後、申請者本人に返却してほしいこと
再就職先企業の担当者に丁寧に説明し、スムーズに記入してもらえるよう心がけましょう。
記入が完了したら、次のステップに進みます。
④「再就職手当支給申請書」と「雇用保険受給資格証」をハローワークに提出
最後のステップは、記入済みの書類をハローワークに提出します。
具体的な手順は以下のとおりです。
- 再就職先から返された「再就職手当支給申請書」に不備がないか確認する
- 「雇用保険受給資格証」を用意する
- ハローワークの窓口に行き、記入済みの「再就職手当支給申請書」と「雇用保険受給資格証」を提出する
以上で手続き完了です。審査して、条件に該当していれば再就職手当がもらえます。
なお、転職・退職で失業保険関係のサポートを受けたい方は、転職×退職のサポート窓口をご覧ください。
経験豊富なアドバイザーが、申請手続きのアドバイスや、あなたの状況に合わせた支援を提供します。
「転職×退職のサポート窓口」では、退職後に給付金を受け取るサポートをしてもらえます。
相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみると良いでしょう。
- 実績が業界最多の10000件以上
- 複雑な申請をプロがサポート
- 失業保険を最短1ヶ月で受け取れる!
- 最大300万円以上受給できる可能性がある!
- 専門家の監修がある安心サポート!
再就職手当を受給するメリット
派遣社員が再就職手当をもらうメリットは、追加の収入源となることです。
再就職手当は、新しい職場からの給与とは別に受け取れる追加収入で、転職にともなう経済的な不安を軽減できます。
例えば、新しい職場に慣れるまでの期間の生活費や、転居費用、新しい仕事に必要な備品の購入など、転職にともなうさまざまな出費をカバーできます。
また、再就職手当を活用して新しい環境での生活を安定させ、仕事に集中できる環境を整えられます。
しかし、再就職手当はもらわない・受給しない方が良い場合もあるので、本記事だけでなく下記記事も参考にして、再就職手当をもらうかどうか判断してください。
再就職手当に関するよくある質問・回答
派遣社員の再就職手当に関して、よく寄せられる質問と回答をご紹介します。
それぞれの質問を詳しく解説していきます。
- 契約更新ありの派遣社員は再就職手当をもらえますか?
-
契約更新の見込みがある派遣社員は、再就職手当をもらえる可能性があります。
ただし、以下の点がポイントです。
- 雇用契約書に「更新の見込みあり」の記載があること
- 1年を超えての勤務が確実であること
- 以下の条件を満たすこと
- 残りの失業手当支給日数が3分の1以上あること
- 前の職場や関連会社への再就職でないこと
- 再就職手当を過去3年以内にもらっていないこと
「更新の見込みあり」記載があることで、継続的な雇用が見込まれていると判断されやすくなります。
また、条件の一つに「1年以上の継続雇用が見込まれること」があるため、契約更新を前提とするのが大切です。
- 2ヵ月更新の派遣社員は再就職手当をもらえますか?
-
2ヵ月更新の派遣社員の場合、再就職手当は難しいと考えられます。
理由は以下のとおりです。
- 再就職手当の主要な条件の一つに「1年を超えての勤務が確実であること」がある
- 2ヵ月更新の契約では、この条件を満たすことが難しいと判断される可能性が高くなる
- 短期の更新契約は、長期的な雇用の確実性が低いと見なされがち
ただし、以下の状況であれば、再就職手当を受給できる可能性がわずかながら出てきます。
- 雇用契約書に「更新の可能性が高い」などの記載がある場合
- 派遣先企業が長期的な雇用を前提としていることを証明できる場合
- 過去の実績として、同じ条件で1年以上継続して雇用されている従業員がいる場合
上記の条件に該当する場合は、ハローワークで詳細を確認しましょう。専門家への相談も効果的です。
- 3ヵ月更新の派遣社員は再就職手当をもらえますか?
-
3ヵ月更新の派遣社員が再就職手当をもらえるかどうかは、以下の点で判断されます。
- 雇用契約書兼就業条件明示書の記載内容
- 実質的な勤務期間の見込み
- 派遣先企業の意向
- 過去の実績
雇用契約書兼就業条件明示書に「更新の見込みあり」と記載があれば、1年を超えての勤務が確実とみなされ、再就職手当をもらえる可能性が上がります。
また、勤務期間が3ヵ月更新であっても、実質的に1年以上の勤務が見込まれる場合、再就職手当の対象となる可能性もあります。
さらに、派遣先企業が長期雇用を希望する証明書類がある場合や、同じ条件で1年以上継続して雇用されている従業員がいる場合も、再就職手当をもらううえで有利です。
ただし、個々のケースによって判断が異なるため、詳細はハローワークで確認するようにしてください。
- 同じ派遣会社から別の派遣先を紹介されて就業する場合に再就職手当はもらえますか?
-
同じ派遣会社から別の派遣先を紹介されて就業する場合、通常は再就職手当をもらうことは難しいと考えられます。
理由は以下のとおりです。
- 同一事業主への再就職とみなされる可能性がある
- 新たな雇用とみなされない可能性がある
- 1年を超える勤務の確実性がない
ただし、以下の特殊なケースでは、再就職手当が支給される可能性もあります。
- 派遣先の変更にともない、雇用形態が大きく変わる場合(例:短期派遣から長期派遣への変更)
- 新しい派遣先で、1年以上の就業が見込める証明書類がある場合
- 前の派遣先との契約終了後、一定期間空いてから新しい派遣先の就業が決まった場合
上記の条件に該当する場合でも、最終的な判断はハローワークが行います。詳細な状況を説明し、相談してみるのがおすすめです。
再就職手当を申請したい場合は受給条件を確認しましょう!
再就職手当は、早期再就職のための有効な支援制度です。派遣社員の方も、この制度を活用すると、新しい職場での生活をより安定させられます。
申請を考えている方は、自分が受給条件を満たしているかどうかを確認しましょう。不明な点があれば、ハローワークや専門家への相談がおすすめです。
また、今すぐ退職や転職を詳しく知りたい方は、「転職×退職のサポート窓口」に相談するのがおすすめです。
- 転職・退職後に経済的な不安がある
- 失業保険がもらえるか不安
- 今の会社に不満があるものの退職に踏み切れない
「転職×退職のサポート窓口」では、退職後に給付金を受け取るサポートをしてもらえます。相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみるとよいでしょう。
「転職×退職のサポート窓口」では、退職後に給付金を受け取るサポートをしてもらえます。
相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみると良いでしょう。
- 実績が業界最多の10000件以上
- 複雑な申請をプロがサポート
- 失業保険を最短1ヶ月で受け取れる!
- 最大300万円以上受給できる可能性がある!
- 専門家の監修がある安心サポート!