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定年退職後に失業保険はもらえる?条件・給付期間・申請方法などを徹底解説

「定年退職後、失業保険はもらえるのだろうか?」

「いくらもらえるのか、いつまでもらえるの?」

「失業保険の申請方法がよく分からない」

定年退職後の失業保険受給を希望する方で、上記のようなお悩みはありませんか?

定年退職後に、収入が途絶えることへの不安を抱える方も多いと思います。しかし、条件を満たせば失業保険の受給は可能です。

元ハロワ職員<br>阿部

本記事では、定年退職後に失業保険を受け取る条件・給付期間・申請方法などを詳しく解説しています。ぜひ最後まで読んでいただき、老後資金の不安解消にお役立てください。

なお、「転職×退職のサポート窓口」では、失業保険の受給に関するご相談や受給可能額の診断までサポートしています。

失業保険に関する些細なお悩みでも丁寧に対応させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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目次

定年退職後に失業保険がもらえる条件とは?

定年退職後に失業保険がもらえる条件とは?

定年退職後の失業保険は、主に以下3つの条件をすべて満たしている場合にのみ、受給資格が与えられます。

  • 失業状態で、積極的に再就職活動を行っていること
  • 退職日以前の2年間で、12ヵ月以上の雇用保険の被保険者期間があること
  • 65歳未満で定年退職していること

例えば、60歳で定年退職し、退職日以前の2年間で1年以上雇用保険に加入していた場合は、再就職活動を行う意思があれば、失業保険の受給資格を満たせます。

しかし、定年退職が65歳の場合は、年齢の条件を満たさないため、失業保険は受給できません

自分が受給資格があるのか判断したい場合は、上記3つの条件を満たしているかどうかを確認するとよいでしょう。

参考:基本手当について | ハローワーク

また、退職したらもらえるお金に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

定年退職者が受け取れる失業保険の金額

定年退職者が受け取れる失業保険の金額

定年退職者が受け取れる失業保険額は、退職前の賃金と被保険者期間で異なりますが、退職前の賃金の45%〜80%の範囲で支給されます。

失業保険の金額は、以下の要素に基づいて計算されます。

  • 賃金日額:退職日より6ヵ月前の賃金総額を180で割った金額
  • 基本手当日額:賃金日額に45%~80%の給付率をかけた金額
  • 所定給付日数:雇用保険の被保険者期間に応じて90日~150日

ちなみに、60~64歳の基本手当日額の上限は7,420円で、上限より多く支給されることはありません。

参考:基本手当について | ハローワーク

定年退職者が受け取れる失業保険の期間

定年退職者が受け取れる失業保険の期間

定年退職者が受け取れる失業保険の期間は、被保険者期間から90日、120日、150日のいずれかに給付日数が決められます

被保険者期間ごとで給付日数を変えているのは、長期間保険料を納めた人へ配慮するためです。

また、給付期間の上限は、雇用保険制度の財政的安定性を図るために設定されています。
参考:基本手当の所定給付日数 | ハローワーク

失業保険の受給期間に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

なお、「転職×退職のサポート窓口」では、失業保険の受給に関するご相談や受給可能額の診断までサポートしています。

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定年退職者が失業保険を受給する方法 【5STEP】

定年退職者が失業保険を受給する方法 【5STEP】

定年退職した人が失業保険を受給する方法は、以下の5つのステップで進められます。

  • 必要書類の準備
  • ハローワークでの手続き
  • 待機期間
  • 失業認定日の手続き
  • 失業保険の受給

それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。

①必要書類の準備

まず、以下の必要書類を準備する必要があります。

  • 離職票-1と離職票-2
  • 雇用保険被保険者証
  • マイナンバーカード(または通知カード、個人番号が記載された住民票)
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、運転経歴証明書など)
  • 写真2枚(縦3.0cm×横2.4cm)
  • 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード

上記の書類は、退職の事実や被保険者資格などを確認するために必要です。

参考:雇用保険の具体的な手続き

②ハローワークでの手続き

定年退職者が失業保険を受け取るために、住所地のハローワークで手続きを行う必要があります。

住所地のハローワークで手続きが必要なのは、失業保険が再就職支援のための制度であり、求職活動の意思確認が求められるためです。

具体的な手続きの流れは以下のとおりです。

  1. ハローワーク内の端末または求職申込書で求職申込みを行う。
  2. 窓口で必要書類を提出する。
  3. 職員による書類確認と受給資格の審査を受ける。
  4. 受給資格が確認されたら、雇用保険説明会の日程を決定する。

なお、窓口では以下の書類を提出しましょう。

  • 離職票-1、離職票-2
  • マイナンバーカード(または通知カードと身元確認書類)
  • 写真2枚
  • 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
  • 印鑑

③待機期間

③待機期間

定年退職者が失業保険を受給する際の待機期間は、ハローワークで求職申込みと受給資格決定を受けた日から7日間です。

例えば、手続き日が2025年1月15日(水)であれば、待機期間は1月15日(水)から1月21日(火)までの7日間となり、失業保険受給開始可能日は1月22日(水)です。

受給資格が満たされていて、失業状態が確認できれば、待期期間後に無事失業保険が受け取れます。

待期期間の間は無事支給されるか不安になりやすいため、趣味に没頭したり、仕事に集中するなど、失業保険以外に意識を置くようにしましょう。

参考:雇用保険受給者のみなさまへ|厚生労働省

④失業認定日の手続き

失業認定を受けるために欠かせないのが、失業認定日の手続きです。

具体的な手続きの流れは以下のとおりです。

  1. 指定された失業認定日(通常4週間に1回)にハローワークに行く。
  2. 失業認定申告書を記入して提出する。
  3. 受給資格者証を提出する。
  4. ハローワーク職員に求職活動の状況を説明する。
  5. 失業の認定を受ける。
  6. 次回の認定日を確認する。

なお、失業認定申告書には、以下の内容を記入して提出してください。

  • 前回の認定日以降の就労状況
  • 求職活動の実績(原則として2回以上の求職活動が必要)
  • 今後の就職活動の予定

⑤失業保険の受給

定年退職者への失業保険支給は、失業認定日より5営業日で原則実施され、指定の口座に基本手当が振り込まれる形で行われます。

継続的な失業状態、求職活動状況を確認できたら、正式に支給が決定します。

参考:雇用保険の具体的な手続き | ハローワーク

失業保険のもらい方に関して詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

なお、「転職×退職のサポート窓口」では、失業保険の受給に関するご相談や受給可能額の診断までサポートしています。

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65歳以上の場合に支給される高年齢求職者給付金とは?

65歳以上の場合に支給される高年齢求職者給付金とは?

65歳以上の退職者を対象に支給されるのが高年齢求職者給付金です。

失業保険は受け取れなくても高年齢求職者給付金は受給対象なので、就労を目指す65歳以上の方は活用できます。

被保険者期間に応じて、30日分または50日分の基本手当相当額が一括で支給されます。

また、高年齢求職者給付金は、定年退職後の再就職支援や高齢者の新たなキャリア構築が目的のため、引き続き就労をお考えの方は、ぜひ活用してみてください。

なお、高年齢求職者給付金の詳細は以下の記事でも解説しています。

参考:離職されたみなさまへく高年齢求職者給付金のご案内> | 厚生労働省

高年齢求職者給付金のメリットは2つ

高年齢求職者給付金の2つのメリット

高年齢求職者給付金には、主に2つのメリットがあります。

  • 老齢厚生年金との併用受給が可能
  • 申請して審査を通過すれば一括で支給される

それぞれ詳しく見ていきましょう。

老齢厚生年金との併用受給が可能

高年齢求職者給付金は、老齢厚生年金と同時に受給できます。

高年齢求職者給付金と老齢厚生年金を同時に受給できれば、65歳以上でも経済的な不安を減らしつつ求職活動に専念できます

また、年金収入と給付金を同時に受けて経済的な不安を軽減できれば、精神的にもゆとりが持てるため、より自由度の高い求職活動が行えるでしょう。

余裕を持って再就職活動を行いたい方は、ぜひ高年齢求職者給付金と老齢厚生年金の同時受給を検討してみてください。

申請して審査を通過すれば一括で支給される

申請して審査を通過すれば、高年齢求職者給付金は一括で支給される仕組みです。そのため、受給者は一度にまとまった金額を受給でき、経済的な安定性を得られます。

また、一括支給されれば、求職活動開始時に必要な資金を迅速に確保できるため、お金の不安を軽減しながら求職活動が行えるでしょう。

加えて、失業保険と違って4週間に1回の失業認定は不要なので、失業認定手続きでの受給者の負担も軽減されます。

高年齢求職者給付金のデメリットは2つ

高年齢求職者給付金のデメリットは2つ

高年齢求職者給付金には2つのメリットがある一方、2つのデメリットも存在します。

  • 失業保険と比較して給付日数が少ない
  • 受給期間の延長ができない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

失業保険と比較して給付日数が少ない

高年齢求職者給付金は、通常の失業保険(雇用保険の基本手当)と比較して、給付日数は少ないです。

そのため、高年齢求職者給付金だけでは、求職中の経済的不安は拭えないかもしれません。

しかし、高年齢求職者給付金は老齢厚生年金と併給できるため、給付日数は多くなくても2つの制度を併用すると、再就職活動中の経済的不安を軽減できます。

求職期間の生活費を確保できていれば問題ありませんが、高年齢求職者給付金だけでは不安な方は、老齢厚生年金もうまく活用してみてください。

受給期間の延長ができない

高年齢求職者給付金のデメリットで、受給期間の延長ができないのも挙げられます。

高年齢求職者給付金の受給期間は、離職日の翌日から1年以内であり、期間を過ぎると給付金を受け取る権利が失われ、延長もできません。

そのため、受給期間内で就業できるよう、計画的な求職活動が求められます

参考:離職されたみなさまへく高年齢求職者給付金のご案内> | 厚生労働省

定年退職後の失業保険に関して相談するなら「転職×退職のサポート窓口」がおすすめ!

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本記事では、定年退職後に失業保険を受給するための条件や受給金額、受給期間、申請方法などを解説しました。

定年退職後も就労を希望する方で、失業保険の受給資格を満たしている場合は、失業保険を活用すると経済的不安を軽減し、ゆとりを持ちながら仕事を探せます。

また、65歳以上の方で支援金を希望する方は、高年齢求職者給付金と老齢厚生年金を併用すると求職活動期間中の生活も維持できるでしょう

定年退職後の失業保険の受け取りを希望する方は、ぜひ本記事を参考に手続きを行ってみてください。

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この記事の監修者

阿部のアバター 阿部 元ハローワーク職員

ハローワークで8年勤務後、社会保険労務士事務所で事務職を5年経験。
現在は社会保険労務士事務所で事務職をしながら、社会保険労務士の資格勉強をしています。

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