退職後のお金が心配で、給付の手続きを誰かに手伝ってほしい。そう思って調べると、同時に候補に挙がりやすいのが「退職コンシェルジュ」と「退職サポーターズ」です。
ただ、名前が似ていても料金・対象にしている給付・契約条件が大きく違います。しかも今回は、どちらも「金額が決まっている料金プラン」があるため比較しやすい一方で、実は見落としがちな条件もあり差が出やすいのがポイントです。
※本記事は、公開情報および当方で確認できた範囲の内容をもとに、一般的な比較としてまとめたものです。特定サービスの信用性・適法性・成果を断定する趣旨ではありません。料金・条件・提供範囲は変更される可能性があるため、申込み前に必ず公式の案内・契約書面で最終確認してください。
↑気になる項目から読んでOKです。

2社の違いで主に見る部分
結論から言うと、どちらが上かではなく、あなたの状況(体調・就業予定・どの給付を使うか)で選び方が変わります。
比較時にみるのはこの3つです。
- どの給付を想定しているか(雇用保険中心か、傷病手当金まで視野に入るか)
- 料金の内訳(どの範囲まで含まれるか/追加費用が出る条件)
- 返金・キャンセルの扱い(クーリングオフ・中途解約がどう書かれているか)
この3点がはっきりすると、なんとなく良さそうで決める必要がなくなります。料金の高い・安いだけで振り回されずに、自分の状況だと何が必要で、どこにお金をかけるべきかが見えてきます。
逆に、ここが曖昧なままだと、比較表を見ても結局迷います。「どっちが安心そうか」ではなく、どの給付を使う前提なのか/料金に何が含まれているのか/解約したくなった時にどうなるのか。
この3つを先に押さえてから選ぶと、後から「聞いてない」「思っていたのと違う」が起きにくいです。
比較表:退職コンシェルジュvs退職サポーターズ
表はざっくりの判断材料です。細かい部分の(返金条件、途中解約など)は、必ず契約書面の文言まで確認してください。
| 比較項目 | 退職コンシェルジュ | 退職サポーターズ |
|---|---|---|
| 料金 (目安) | 傷病手当金 437,800〜594,000円 失業保険のみ 217,800〜264,000円 | 一括:298,000円 |
| 追加費用 | 傷病手当金プランから 失業保険も追加する場合は 55,000円(税込) | なし |
| 支払プラン | 給付ごとに別プラン (一括・分割払い可) | 一括プランのみ |
| クーリングオフ | 不可 | 可能 |
| 返金保証 ・ キャンセル |
返金保証の案内あり (条件の確認必須) | 返金保証の案内あり (条件の確認必須) |
| 主な 対象制度 | 傷病手当金/失業保険 (サポート範囲が広い) | 失業手当/再就職手当 (雇用保険中心) |
| 特商法の 表示 | 公式に表示ページなし (探したがない) | 公式に表示ページあり |
| 向いている人 (目安) |
傷病手当金も含めて検討したい 料金よりも「不安の軽減」を優先したい |
雇用保険中心で考えている 料金が明確なプランで始めたい |
注意:給付は「サービスが決めるもの」ではありません。
失業手当・再就職手当・傷病手当金などは公的制度なので、最終判断はハローワークや健康保険の保険者が行います。サポートサービスができるのは、制度の説明、必要書類の案内、提出までの準備サポートなどが中心です。
その前提を押さえたうえで、次章からは「固定料金の中身」「返金の条件」「対象の給付」をもう一段掘っていきます。
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料金の違いを具体的に比較
今回の比較でわかりやすい点は、両社とも「いくらかかるか」が金額として見えることです。反対に言うと、金額が見えている分だけその金額に何が含まれるのかがズレると、後悔につながります。
FP:鈴木ここでは、提示されている料金をそのまま並べたうえで、「どの給付のための費用なのか」を区別して見ていきます。
※以下は、執筆・更新時点で確認できた金額です。実際の案内は変更される可能性があるため、面談・申込み前に必ず特商法に基づく表記の料金を確認してください。
退職コンシェルジュの料金
退職コンシェルジュは、傷病手当金と失業保険でプランが分かれて案内されているのが特徴です。つまり「どの給付を主軸に考えるか」で、金額が変わります。
①傷病手当金の申請サポート費用
| プラン | 料金(税込) | 補足 |
|---|---|---|
| 当日契約限定:一括 | 437,800円 | 面談当日のみ |
| 通常:一括 | 492,800円 | 一括で支払う通常プラン |
| 分割(12ヶ月) | 528,000円 | 最大回数:44,000円×12回 |
| 分割(18ヶ月) | 594,000円 | 最大回数:33,000円×18回 |
傷病手当金は、医師の意見欄や就労不能の扱いなど「本人の状態」によって説明や進め方も細かく変わります。使えるかどうかの判定が分かれやすい給付なので、ここに費用をかけるかは、あなたの状況で決まります。
また、傷病手当金の申請サポートの利用者であれば、追加で55,000円(税込)を支払うことによって失業保険の申請サポートも受けることができます。
②失業保険の申請サポート費用
| プラン料金(税込)補足 | プラン料金(税込) | 補足 |
|---|---|---|
| 当日契約限定:一括 | 217,800円 | 当日条件があるため、適用条件は確認必須 |
| 通常:一括 | 239,800円 | 一括で支払うプラン |
| 通常:分割(3ヶ月) | 264,000円 | 最大回数:88,000円×3回 |
失業保険の支給は、離職理由や求職活動の状況などで扱いが変わります。サポート等を利用して「自分の場合は何が必要か」を把握してから動くほうが、結果的に遠回りを避けられます。
退職コンシェルジュの料金で見落としがちなポイント
- あなたが想定している給付が「失業保険中心」なのか「傷病手当金中心」なのかで、必要なプランが変わる
- 「当日契約限定」の適用条件があるが焦らず決める
- 分割は費用の総額が上がる
退職コンシェルジュの仕組み・口コミは、以下の記事で詳しく扱っています。
退職サポーターズの料金
退職サポーターズは、特定商取引法に基づく表記で「一括払いプラン:298,000円(税込)」が明示されています。料金が先に見えるタイプなので、見積もりで迷いにくい点はメリットです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売価格 | 一括払いプラン:298,000円(税込) |
| 販売価格以外の必要料金 | 振込手数料、通信料金(インターネット・電話等) |
| 支払い方法 | 銀行振込、クレジットカード |
| 開始時期 | 支払い完了後、2営業日以内に開始 |
一方で、料金が見えているぶん、ここも必ず確認しておきたいところです。
退職サポーターズの料金で確認したいポイント
- 298,000円にどこまでのサポート範囲に含まれるか
- 追加で費用が発生する条件があるか
- 返金・キャンセルの条項(次章で詳しく)
退職サポーターズの口コミ・評判は、以下で詳しく扱っています。
サポート範囲:どんな給付を想定しているか
「退職後にお金が入る」という話は一括りにされがちですが、実際には制度が複数あります。ここを取り違えると、選んだサービスは悪くないのに、自分の状況に合っていなかったという状況になってしまいます。
目安としては、次の2つで考えると分かりやすいです。
- 働けない状態が前提:健康保険の傷病手当金
- 働ける状態が前提:雇用保険の基本手当(いわゆる失業保険)
退職コンシェルジュ:傷病手当金+失業保険の両方が前提に入りやすい
退職コンシェルジュは、料金プランの切り分けから見ても、傷病手当金と失業保険をそれぞれ想定したサービスになっています。「体調的に今すぐ働けるか分からない」「まずは療養を優先するかも」という人は、傷病手当金が申請サポートを利用するようにしてください。
一方で、傷病手当金は医師の意見欄や就労不能の扱いなど、本人の状況で受給のが可否が分かれるため、誰でも申請できる給付ではありません。そのため、契約前に「自分のケースで、どの給付を受けるのがよいのか」を具体的に聞いておくのが大切です。
また、失業保険の申請サポートにおいては、退職サポーターズとは違い受給開始から約1ヶ月でサポート期間が終わってしまいます。さらに再就職手当の受給はサポートを行っていないため、慎重に検討しましょう。
退職サポーターズ:雇用保険の給付(失業手当・再就職手当など)が中心に見える
退職サポーターズがサポートをしている給付の種類として、基本手当(失業手当)・再就職手当があります。雇用保険の給付をメインにサポートをしており、再就職手当までサポートをしてもらえるため雇用保険の給付のみで見るとサポートの範囲は広いです。
「療養が必要」というより、退職後に求職活動へ動ける見込みがある人ほど、退職サポーターズのサポート範囲と合いやすい傾向があります。
ここが分かれ道:あなたはどっち?
- 働けるか不安/療養が必要かも→傷病手当金の申請サポートを中心の比較をする
- 今すぐ働けそう→失業保険の申請サポートを中心の比較をする
- 費用を安くしたい→退職コンシェルジュ等
- 長期間安心してサポートを受けたい→退職サポーターズ等
FP:鈴木まだ、結論ではありませんが、上記のようなイメージでサービスを検討するのもよいでしょう。他のサービスもあるので比較検討は忘れないようにしましょう。
「転職×退職のサポート窓口」では、経験豊富なスタッフが退職後に給付金を受け取るサポートを行います。
評判も良く、利用者数1万人越えのサービスなので信頼性も高いです。
もちろん相談は無料なので、退職を検討している方はまず問い合わせてみるとよいでしょう。
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2社の信頼性はどう?
「信頼できるか」は、口コミだけでは決めきれません。FPとしては、契約まわりの情報がどこまで開示され、どう書かれているかを見ます。
※特商法の表示方法や必要な記載事項は、契約形態・申込み導線等により異なる場合があります。本項目は一般的な解説であり、特定サービスの法令遵守状況を断定するものではありません。最新の公式情報・契約書面をご確認ください。
退職サポーターズ:特商法ページで事業者情報と条件がまとまっている
退職サポーターズは、特定商取引法に基づく表記ページで、事業者名・責任者・所在地・電話番号・メール・販売価格・追加費用・開始時期・返金の扱いが記載されています。こうした情報が1ページにまとまっているのは、利用者側として確認しやすいポイントです。
また、クーリングオフが可能なサービスです。ただし、返金・キャンセルは「お客様都合は不可」といった記載になっているため、後から気が変わったが通りにくく、クーリングオフ期間が過ぎてしまうと解約しても返金がありません。
退職サポーターズのクーリングオフの方法は、以下で詳しく扱っています。
→退職サポーターズはクーリングオフできる?その方法について解説します!
退職コンシェルジュ:特商法ページが見つからない
退職コンシェルジュについては、当方の確認時点では、Webサイト上で「特定商取引法に基づく表記」として明確にまとまったページを見つけることができませんでした。ただし、サービスによっては特商法の表示が「申込みフォーム」「利用規約」「重要事項の説明」「契約書面」などに分散しているケースもあります。
表示が分散している可能性はありますが、利用者の立場から見ると、重要事項がすぐに確認できない状態は安心材料とは言いにくいのも事実です。
また、クーリングオフが出来ないサービスです。だからこそ、退職コンシェルジュに限らず、申込み前にこの4点だけは必ず並べて確認をおすすめします。
契約前に必ず見てほしい4点(2社共通)
- 事業者情報:会社名/所在地/連絡先(電話・メール)/責任者の記載があるか
- 料金:固定料金に含まれる範囲、追加費用が出る条件
- 返金・解約:返金の条件と不可の範囲が文言で明確か
- 不正誘導の有無:事実と違う申告を促す話がないか
「ここが曖昧なまま申込む」と、後で揉めやすくなります。逆に言えば、ここが揃っていれば、サービス自体の善し悪しとは別に、契約トラブルの確率を下げられます。
向いている人:ケース別の目安
最後は意思決定パートです。ここでなんとなくを減らします。あなたが当てはまる項目が多いほうが、候補として残りやすい、という見方でOKです。
退職コンシェルジュが合いやすい人
退職コンシェルジュは、失業保険だけでなく傷病手当金もプランとして分かれているため、次のような人に向きやすい傾向があります。
- 体調面の不安があり、傷病手当金も含めて考えたい
- 退職前後の手続きに自信がなく、期限・書類・窓口対応を自分ひとりで抱えたくない
- 離職理由・休職歴・在籍中の欠勤などが絡み、説明を間違えるのが怖い
- 金額だけではなく、「不安が減ること」を優先したい
逆に言うと「通常の失業保険だけで十分」「すぐ就職する予定」「医師の意見が必要な給付は想定していない」という人だと、メリットが少ない可能性があります。
退職サポーターズが合いやすい人
退職サポーターズは、雇用保険側の給付が中心としたサポートをしているため、次のような人が向いている可能性があります。
- 退職後、求職活動へ動ける見込みがあり、雇用保険の給付を中心に考えている
- 再就職手当も含まれて長期間サポートをしてほしい
- 料金が明確なプランで始めたい(298,000円が見えている)
- クーリングオフなどがあり、安心して契約したい
- 返金・キャンセル条項も含めて、契約条件を読んで納得できる
一方で、体調不良が強く「働ける状態が前提の給付は現実的ではない」という人は、そもそも検討軸が変わるかもしれません。その場合は、傷病手当金側の情報も含めて比較するほうが安全です。
まだ迷う人へ
最後まで迷うなら、簡単に以下を確認してみましょう。
- 退職後、働ける見込みはありますか?
→ある:雇用保険中心で比較(退職サポーターズが候補に入りやすい)
→ない/不安:傷病手当金も含めて比較(退職コンシェルジュが候補に入りやすい) - サポートの範囲・返金・解約の条項を読んで納得できますか?
→納得できる:そのまま相談へ
→引っかかる:即決しない(数日検討する)
FP:鈴木費用としては安くないこともあるので、比較をしてもすぐに決められないのは仕方がありません。複数社あるので、その中でよいと感じたサービスに依頼するのが良いでしょう。
他社も含めて比較したい人へ
退職コンシェルジュと退職サポーターズはサービスの候補に入りやすい一方で、社会保険給付金サポートは他にも複数あります。料金の見え方、対象にしている給付、返金や解約の条件などはサービスごとに差が出るため、2社だけで決め切れない人も多いはずです。
結論から言うと、私が実態調査の結果では、退職サポーターズはもちろん、退職コンシェルジュ、転職×退職のサポート窓口、ヤメル君、社会保険給付金アシストを含めて、「違法な営業をしている」と断定できる要素は見当たりませんでした。
ただし、ここで誤解してほしくないのは「どのサービスでも安心」という意味ではないことです。実際に、違法な営業をしているサービス、類似サービスの面談を受けた際には説明の仕方や言い回しに「それは危ない」と感じたケースがあったのも事実です。
中には、一度サービスを止めた後に名称を変えて再開しているケースもあり、利用者側としては警戒したほうがいいと感じました。
退職コンシェルジュと退職サポーターズ以外も候補に入れたい、料金や範囲をもっと並べて見たいという場合は、下記の記事が参考になります。
まとめ:迷ったらこの順で確認
最後に、比較でブレやすいポイントだけ、短くまとめました。
- 料金はどちらも金額が決まっている→だからこそ「サポートの範囲」を先に確認
- 対象制度が違う→雇用保険中心か、傷病手当金まで視野に入るか
- 返金・キャンセル条項は必ず読む→後からやめるの扱いはサービスごとに差が出る
- 特商法・連絡先・事業者情報→表示があるか/どこに書かれているか
- 不正誘導がないか→事実と違う申告を促す話が出た時点で離脱
比較の結論はシンプルです。あなたが使う可能性のある給付と、契約条件に納得できるか。ここさえ押さえれば、給付金という言葉に惑わされずに自分の意志で決められます。




